【呪術廻戦】花占いで嫌いが出た【五条悟】

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「アンタに電話変わってって」

「は？今僕の状態見てわからない？落ち込んでるのすごく。誰だよそれ、硝子を通してこの僕に電話かけるって100年早いわ。出直して来いって言って、まぁこんなに大きな声で言ったら聞こえてると思うけど」





差し出した私のスマホを無視して電話ごしの相手に聞こえるようにわざと五条はそう言った

自分の性格が悪いことを後悔すればいい。存分に






私は再び電話に耳を当てる








「五条出ないって」

＿えぇ、聞こえてたわ。ごめんね硝子＿

「ううん。声聞けてよかった。ばいばい仕事頑張って＿＿＿＿＿＿Aさん」









・









「Aさん！！！！！！！！！！！」







ツーツーと電話が切れた音

時すでに遅し

彼女に別れを告げた瞬間にバッとスマホを横取りされ五条は自分の耳に当てたが結果はこの通り







膝から崩れ落ちて精気を失った。全て消え去った









「硝子。なんで最初にAさんからだって言わなかった」

「彼女の声聞かせて喜ばせたかった」

「わざとだろお前、マジで許さないから」

「てかスマホ返せ」

「お願い。一生のお願い。もう一回Aさんに繋げて」

「自分でかければいいだろ」

「お前、それもわざとだろ…」

「あぁ、出ないんだっけお前からの連絡には」








私の連絡にはすぐ出てくれるけど









「本当にお願い。早く、このままだと嫌われる」

「もう嫌われてるだろ」

「嫌われてねぇから！！！！」

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