【呪術廻戦】黙ってろモブ【男主】

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呪術高専の宝物庫

下級の呪物や札、書物、多種類の物が置かれている。

宝物庫というほど大事なものはなく、もっと重要なものはこんなところで保管はされていない

それでもそれぞれが放つ微弱な呪力が集まって鼻をくすぐる





『なんか良い武器ねぇかな…』







間近に控えた交流会に向けそろそろ俺も特訓を開始しようと準備のためにここへ来た

呪具だと俺が持てばただの道具になってしまうが、ただの武器に俺の呪力を流す事でそれなりの強度や威力が増す


呪いや呪霊であれば武器はいらないだろうが、術師となればそうもいかない。この間の東堂が良い例だ。


そのほかにも武器を使う呪術師は多い。確かに俺の術でただの道具と化してしまうが、その道具の本来の本質が消えるわけではない。つまり五条悟よりも俺にとってはただの刃物のほうが厄介というわけだ


倶利伽羅が出ない今俺には武器が必要だ。もしもの事があったとしてもなんとか対処できるように







『やっぱ刀が良いけどキャラ被り多いな…まぁ、いっか。BLEA◯Hはみんな刀だしな』

「A」

『っ！！＿＿＿っつう』






背後から急に声をかけられ立ち上がるとゴンッと棚に頭をぶつけ再びしゃがみこむ






「唐突にドジっ子出るからかわいいよねAって」

『悟…誰のせいだと』





同じくしゃがみこんだ悟は「痛いの痛いの飛んでけ〜」と楽しそうに頭を撫でた

ムッと睨み付け、何か用か聞くと「ついておいで」と手を引かれる

いつになっても子供扱いかよ。と握られた手を見ていると指が動き絡められた








『おい』

「トレンドに載った僕の恋人つなぎをAにもしてあげる」

『マジでいらん』

「まぁまぁ、校内デートしよ♡」

『うっわ…』

「マジで嫌がられると傷つくんだけど」

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