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ばか ページ10
izw side
子供らしい彼女が好きだった。 時々イラってくるけれどそれでもなんだかんだ俺のことが好きだって全身で伝えてくる彼女が本当に愛おしかった。
君さえいれば本当に何もいらないと思ったんだ。
だけど、俺にはQuizKnockがある。
君がどれだけワガママ言ったってあたしを優先してって言ったって無理なものは無理なんだ。
そんな君のわがままに、だんだん疲れちゃったんだ。
君が我慢して俺と同じ歯磨き粉使ってくれてるの知ってる。わかってる。
歯磨きする度に苦い顔して顔全体でまずいを表現してる君から愛を感じられて同じ歯磨き粉を買い続けた。
こないだ買ったばかりなのに、残して出ていってごめん。
何も言わず出ていってごめん。
大人になりきれなくてごめん。
あの頃は確かに君は俺の全てだったよ。
ありがとう。さようなら。
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作者名:やまだはなこ | 作者ホームページ:
作成日時:2020年5月20日 2時