検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:71,972 hit

良くない。sgi ページ21

yourside

ふわふわする。楽しい。でも記憶が無いわけじゃない。わかった上でまあいっか、ってなってるの。

ねえなんでそんなに冷たいの、こっち来てよ、離れすぎよ。

「ねぇ、飲みすぎじゃないの。」

『んなことないです、ね、こっちきて、ね?』

「あーー!、もう、、どうしたのよ、ほんと。普段そんな酔い方しないじゃん。」

そんなふうに言いながら私の隣に来てくれる須貝さん。あー、好き、、ほんと好き、どうしよ、伝えちゃう?伝わってるでしょ、ねえ、ああーー。

『ねー、須貝さん』

「なに?」

『須貝さんってぇ、好きな人とかいるんですか?てか、彼女とかいたりして〜 へへへ』

彼女なんていたら首吊って死んでやる。なんて思いながら、ちょっとだけ、自意識過剰になりながら質問をする


「ん〜 彼女はいないよ」

『彼女は?ってことは、好きな人はいるんですか!!!教えてください!!!』

「え〜そんなことは言ってないでしょ。いると思った?」

『えー、いないんですか』

「さぁ〜どうだろうね〜 、まあ俺もいい歳だし?そりゃ恋愛の一つや二つくらいしてるかもしれんなぁ〜?」

『なにそれー!!からかってるんですかぁ、、』

グラスに残ったカシオレをのみほす。

「てか、そんな質問してくるけどさ、Aはいないの?好きな人」

『えーー、どっちでしょう』

「いたら、嬉しいような複雑のような」

『なにそれ、どういう意味ですか』

「んー?どういう意味だろうね?」

『余裕そうなの、むかつく。』

「はは、少しくらい年上ぶらせてよ」

『私は好きな人、いますよ』


普段なら言わないけれど、酔いに任せて行っちゃう。

ずっとずっとこの会話を続けていたいような、終わらせたいような、くすぐったくてふわふわしたきもち。

お酒のせい?、楽しい。

「ふーん、いるんだ。どんな人?」

『気になるんですか?』

「そりゃあ可愛い後輩の好きな人は気になりますよ」

『可愛いー??ありがとーーーー』

「だいぶ出来上がってんね〜、、」

『んーー、私の好きな人は、背が高くて面白くて、気が聞いて優しくて、元気で明るいのに、時々大人っぽくて、とにかくすごく好きなの。』

須貝さんの目を見つめながら言う。

「あのさ、目は口ほどに物を言うって知ってる?」


うん、知ってる。沢山思いを込めて見つめたの。ねえ、伝わってるでしょ?

「、、勘違いするし、自惚れちゃうよ。」

勘違いして、自惚れて、私の沼に落ちてしまえばいいの。

仮説 kwmr→←夏、君と、君が。解説



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
83人がお気に入り
設定タグ:QuizKnock , qk , クイズノック
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:やまだはなこ | 作者ホームページ:   
作成日時:2020年5月20日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。