ドロップ 2 (ページ3)

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story2(Ja) ページ3

『やばいやばいやばい！！急げ！』

《今日の天気予報は晴れです》

テレビで確かにそう言ってた、
なのに嘘、

晴れだからよし、ショッピングして沢山買い物するぞと思いきや途中でいきなり雨。

『傘持ってきてないし...嘘つきじゃん、』

見事濡れました。
とにかくここでずっと雨宿りは嫌だなぁ、どこがお店に入りたい、

....あれ？こんなところにカフェ？
こんなカフェあったっけ？

ちょっと入ってみようかな...

カラン、

中に入ってみると少し薄暗い感じの照明、
なんか落ち着くような、

《お好きなところにどうぞ》

年配の男性に言われ端っこの奥の席に座る。
お客は私1人だけのようだ。

中を見渡すと

Ja「いらっしゃいませ、お決まりでしょうか？」

声のするほうを向くと
そこには顔が整った男性。
見とれてしまった....

『え、あっ、あのコーヒーを...』

Ja「かしこまりました、お待ちくださいね」

そう言っていなくなってしまった

それにしてもあの男性本当に顔が整っていてイケメンだった....
学生さんかな？それとももしかしてあのマスターの孫とか？
私良い喫茶店みつけちゃったよね？

色々考えを巡らせていると

Ja「お待たせ致しました、コーヒーです、お好みでミルクと砂糖をどうぞ」

『あ、どうも...』

そう言って手をつけようとすると

Ja「ふふっ、」

『へ？』

Ja「ぁあ、失礼しました、ずっと貴女を見ていて面白いなって」

『え？私が？』

Ja「はい、ずーーっと顔が色々変化して、何を考えていたのかなと思いまして」

『あっ、ははは....』

何？顔に出てただと？

は、恥ずかしい....

コーヒーを飲み終わる頃には雨がやんでた。
良かった、そろそろお店を出ようか、

お店を出ようとしたら

Ja「あの、また来てくれますか？」

そうニコリと微笑んだ
私は、はいと返事をすると

Ja「名前はジェミンです、」

この後彼におちるのはまだまだ先の話....

Fin...