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1「よーーし!行くぞ〜〜!!」
2「みんな、付いて来いよ〜〜〜」
やっと今から思う存分お酒に酔える!!って、意気込みが上がったイチローとジローは参加する人たちを連れてカラオケへと向かった。
私はスケちゃんと持って帰ることが出来ないという賞品を手配する準備をして、ヒロとサブローはアンナとあっくんをフォローしながらカラオケへ連れて行く。
…あれ?太輔、行ったのかな?
太輔も行くと聞いたけど、姿が見当たらない。
『A〜』
「あ、はーい」
『もう終わったよ』
「あ、そっか。…スケちゃん、ごめん!先に行ってて?」
『Aは?』
「ちょっと挨拶してからすぐに追いかけるから」
『それなら俺も』
「ううん、大丈夫!!大丈夫だから…」
『…A』
「ん?」
『太輔のとこに行くの?』
「ちがうよ、どこに居るかも分からないし!すぐに追いかけるからっ」
『分かった。気を付けてね』
「うん」
嘘−。
本当は最後に出ていく太輔の姿を見つけた。
またスケちゃんに誤解されるようなことをしてほしくなくて、嘘をついた。
スケちゃんがお店を出たのを確認して、店長に挨拶に行った。
「本当に今日はありがとうございました!」
店「いえいえ、すっごくみんな楽しそうでしたね!!素敵な日でしたよ〜」
「ありがとうございます!」
店長の言葉が嬉しくて、またひとつ幸せになった。
「…それじゃあ、また伺います!」
太輔がもし、私の気持ちが分かるなら…
「…。」
お店の外で待ってくれている。
「…待ってくれてる、かな?」
お店のドアを開けた。
.
藤「…遅い」
「太輔っ」
太輔はお店の隅に隠れて待ってくれていた。
藤「ふっ、俺が待ってるって分かってたの?」
「もし、私の気持ちが伝わってたら待ってくれてるような気がしたの」
藤「そっか」
「うん」
太輔とゆっくり歩いて、カラオケに向かう。
「…太輔、私ね」
藤「ねぇ、確認してもいい?」
「うん」
藤「A、離婚したの?」
「…うん」
藤「それって、…俺のせい?」
「ううん、違うよ!」
藤「あつしに軽くしか聞いてないんだよね、Aのこと…色々聞きたいけど聞けなかった」
「…。」
藤「俺ね、メンバーに"Aとはもう終わった"って、話したんだよ」
「…そ、っか」
自分で選んだくせに、
太輔の言葉を聞くと胸が痛い。
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*ミン*(プロフ) - りんさん» りんさあああああああああああああん!!!!ww (2015年11月16日 2時) (レス) id: 072c508cf6 (このIDを非表示/違反報告)
*ミン*(プロフ) - 藤北 麗耶さん» やっと気持ちを伝えることが出来ました〜(*^_^*)とうとう長かったですが、完結しました。よかったら最後までよろしくお願いします♪ (2015年11月16日 2時) (レス) id: 072c508cf6 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - *ミン*さん» ミンさあああああああんwww (2015年11月15日 21時) (レス) id: f479e14964 (このIDを非表示/違反報告)
藤北 麗耶(プロフ) - たいぴーの率直な言葉にドキドキです!!愛してるなんてもう…(o´艸`) 勝手に想像してにやけてました笑 続きも楽しみにしてます(o´罒`o) (2015年11月15日 13時) (レス) id: ad8e537ceb (このIDを非表示/違反報告)
*ミン*(プロフ) - ようちんさん» スケちゃん、もっとグイグイしたかったものの笑あと少しでエンドを迎えられそうです(*^▽^*)やっとのやっと、素直になる…予定です!笑 (2015年11月15日 9時) (レス) id: 40e14459e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*ミン* | 作成日時:2015年11月10日 0時