優等生は恋を知ったようで。【朝比奈まふゆ】

第十一話『異変』 ページ16

、
一週間後

〜ナイトコード〜

Amia『...フェにが来なくなってから一週間か』

えななん『さすがに心配だよね。』

雪『...』

K『まふゆ？』

雪『...寂しい』

えななん『何よ。あんたいつになく素直ね。』

Amia『まあまあ、えななん。これが愛の力だよ。』

えななん『愛の力？...』

雪『...？』

K『...ねえみんな、新曲のデモが出来たから気晴らしに聞いてみて。』

Amia『わかった...』

K『(やっぱりみんな、フェにのことが心配なんだね。)』
ﾎﾟﾁ
雪『...あれ？』

えななん『？どうしたの、雪。』

雪『見たことのないファイルがある』

Amia『本当だ！作成者は...フェに？』

K『題名もUNTITLED(アンタイトル)って...』

えななん『誰もいないセカイの時と同じじゃない！！』

雪『？』

Amia『あー。雪は分からないよね。初めて誰もいないセカイに行ったとき、ファイルにUNTITLED(アンタイトル)を見つけてセカイに行ったんだ。』

雪『...そうなんだ。』

えななん『もっと反応無いわけ？』

Amia『まあまあ、えななん。どうどう〜』

K『と、取り敢えず押してみる？』

Amia『うん。』

雪『...わかった。じゃあ、押すよ。』

ニーゴ『『『ｺｸｯ』』』
ﾎﾟﾁ

ﾋﾟｯｶｧｧｧ

K『！？』

雪『..！？』

えななん『きゃっ..！』

Amia『わあ！？』
ｼｬﾗﾗﾗﾗｰﾝ←察して

〜？？？〜

？『＿＿ゆ！＿＿まふゆ！！』

まふゆ『ん...』

瑞希『よかった！起きた！』

奏『おはよう、まふゆ。』

絵名『取り敢えずみんな揃ったね』

まふゆ『...ここは？』
目を開けるとそこは、半分が白、半分が黒の床が広がるなぞの場所だった

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