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薄暗い路地裏。
1人で膝を抱えて蹲る。
なんで逃げたんだろう
手を振り払われた、ただそれだけじゃない
なのに……
ああやって逃げてバカみたい。
手を繋いでもらえるって思ってたなんて、
私、ただの自惚れ者じゃん…
『はぁ……』
自己嫌悪に陥っていたその時。
BM「A」
頭の上から、私のかなを呼ぶ
優しい、大好きなその声が聞こえた。
『……っ…ふぇ……』
BM「ちょ、なんで泣くの？！」
ベムオッパの顔を見ると、安心感からか止まらない涙。
でも、私の泣き顔を見てあたふたするオッパが面白くて、
『ふふ…っ…』
笑みも零れた。
BM「ったく…」
小さく呟いたオッパがこっちに近づいてくる。
『わっ……』
怒られるかと思ったのに、
優しくベムオッパに抱きしめられた。
心が、身体が、
オッパで満たされてく。
BM「俺が悪かった。ごめんな？」
『ううん、私も…迷惑かけてごめんなさい』
そう謝れば、お前は悪くないと言って頭を撫でられて、
止まってた涙がまた、とめどなく溢れていく。
BM「言いたいこと、あるでしょ」
『……うんっ…』
BM「言ってみて……？」
『オッパに手繋いでもらえなくて、嫌だった』
私がそう言うと、両頬に手を添えられてオッパと視線が絡み合う。
BM「ごめん、ほんとにごめん。
でも、Aのこと大好きなことに変わりないから」
そう言って私の姿を捉えるベムオッパの瞳は、
嘘をついているようには見えなくて。
『じゃあ……どうして？』
BM「……
なんか、ずっと後つけられてたんだよ
怪しい男に」
『え？』
いつから？と聞けば、
ペアルックを買って、私がテンションマックスになってた時だったみたいで。
『そりゃ、私気づかないわ……』
BM「だな。ほんとにA嬉しそうにしてたもん」
かわいすぎ、そう言って頭をくしゃくしゃされる。
『私にとってはベムオッパがかわいいけど笑』
思わずそう言ってあ、と口を抑えるけど、
目の前のベムオッパの眼は、
獲物を見つけた狼みたいに鋭くて、
BM「ねぇ、この前宿舎にいた時言ったよね？」
その眼は1度私を捕らえたら、
BM「"かわいい"はだめ」
2度と私を離さないし、逃げられない。
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ユジョン(プロフ) - 全然待ちます！ありがとうございます！ (2018年3月22日 22時) (
レス) id: 3b1bbb0d75 (このIDを非表示/違反報告)
花撫(プロフ) - ユジョンさん» 私の作品、けっこうグダグダですよ！笑でもそうやってコメントが頂けて嬉しいです。待ってて頂けるなら、小説出すかもしれません。 (2018年3月22日 22時) (レス) id: f28b08e2d1 (このIDを非表示/違反報告)
ユジョン(プロフ) - 一応あるけどあまり私の好み？じゃないんです…笑花撫さんの話は面白いです！ベンベンめっちゃかっこいいし！ぜひ書いてほしいです！無理ならいいんですが、その番外編を違う小説名で作ること難しいですかね…？亀更新でもいいので！ (2018年3月22日 22時) (レス) id: 3b1bbb0d75 (このIDを非表示/違反報告)
花撫(プロフ) - ユジョンさん» ベムの小説少ないんですか？！そうですか……第4弾、書きましょうかね…… (2018年3月22日 22時) (レス) id: f28b08e2d1 (このIDを非表示/違反報告)
ユジョン(プロフ) - あー！！めっちゃ嬉しいです！ベンベンとのまた書いて頂いてありがとうございます！なかなかベンベンの小説ないのでほんとに嬉しいです(T ^ T)ぜひまた書いてほしいです！ (2018年3月22日 22時) (レス) id: 3b1bbb0d75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花撫 | 作成日時：2018年3月15日 20時
