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行く宛もなく暗がりの中を1人歩く。
今は午後7時。
1月ということもあって肌寒く、真っ暗な景色の中に、公園を見つけてベンチに腰掛けた。
『どうしよう…』
今は宿舎に帰る気分じゃない。
それに、夜ご飯は外で食べてくるからと言ってしまった。
コンビニで済ませようかとも思ったけど、生憎家を飛び出してきたせいで、変装はしていない。
どうしようか困っていると、
暗闇の中、手元のスマホが明るく点滅し、着信音が鳴り響いた。
ディスプレイを見ると
《スングァン》
うわ、ナイスタイミング笑
私は迷うことなく応答のボタンを押した。
『よぼせよ？』
SG「わ、珍しく出るの早かったね笑」
『でしょ。で、どうしたの？』
SG「あのさ、今から一緒にご飯どう？？」
どこまでナイスタイミングなの、スングァン。笑
『もちろん！！』
私がそう答えると、居場所を聞かれた。
宿舎にいないって言うと
SG「なんかあった？」
スングァンが珍しく優しい声で聞いてきた。
あとで話す、そう言って今いる場所を伝えた。
迎えに来るね、そう言ったスングァンは電話を切った。
スングァンとの電話を切って数分。
静かな空間に1人でいることに孤独を感じて、
スングァンの迎えがやけに遅く感じる。
しばらくすると、公園の前に黒いバンが止まりクラクションを鳴らした。
ｳﾞｰ
スングァン"着いたよ"
ちょうどスングァンからメッセージが来て、もしかしてと思いバンに近づいた。
SG「A！！」
ドアが開いたかと思いきや、いきなり抱きつかれて驚く。
SG「あれ？突き飛ばさないの？」
あれ、いつもはそんなことしてたっけ
うまく頭が回らないみたい
SG「もう、変装もしないで何やってるの？！」
『ん、』
それだけ答えて私はバンに乗り込んだ。
何も喋らない私に、スングァンは何も聞いてこなかった。
こういうとき優しくしてくれるんだよね、スングァンって。
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ユジョン(プロフ) - 全然待ちます！ありがとうございます！ (2018年3月22日 22時) (
レス) id: 3b1bbb0d75 (このIDを非表示/違反報告)
花撫(プロフ) - ユジョンさん» 私の作品、けっこうグダグダですよ！笑でもそうやってコメントが頂けて嬉しいです。待ってて頂けるなら、小説出すかもしれません。 (2018年3月22日 22時) (レス) id: f28b08e2d1 (このIDを非表示/違反報告)
ユジョン(プロフ) - 一応あるけどあまり私の好み？じゃないんです…笑花撫さんの話は面白いです！ベンベンめっちゃかっこいいし！ぜひ書いてほしいです！無理ならいいんですが、その番外編を違う小説名で作ること難しいですかね…？亀更新でもいいので！ (2018年3月22日 22時) (レス) id: 3b1bbb0d75 (このIDを非表示/違反報告)
花撫(プロフ) - ユジョンさん» ベムの小説少ないんですか？！そうですか……第4弾、書きましょうかね…… (2018年3月22日 22時) (レス) id: f28b08e2d1 (このIDを非表示/違反報告)
ユジョン(プロフ) - あー！！めっちゃ嬉しいです！ベンベンとのまた書いて頂いてありがとうございます！なかなかベンベンの小説ないのでほんとに嬉しいです(T ^ T)ぜひまた書いてほしいです！ (2018年3月22日 22時) (レス) id: 3b1bbb0d75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花撫 | 作成日時：2018年3月15日 20時
