【d！】○○デレ短編集！【合作】

↓続き ページ16

「！？！？」

つまり膝の上に乗れと！？

「いやいやいや！私なんかが乗ったら体重重すぎてグルッペンの膝が折れるよ！？」

gr「折れることなんてないだろ。」

「で、でも他の人来たら…。」

gr「大丈夫だ。」

そう言うと、手を引かれ、グルッペンの膝の上に向かい合わせで座ってしまった。

「〜〜っ！！」

案外距離が近くて顔に熱が集まる。


gr「はっ…顔真っ赤だゾ？」

「だ、だってグルッペンがっ…！」

言いかけると背中に手を回され、抱きつかれる。肩に顔をうずめてしまい、いい香りが鼻をついた。
よく思うけどグルッペンの匂い、好きだな。…じゃなくて！
何で抱きしめられてんの？

gr「A抱きやすいんじゃ〜」

「う、うるさいっ…！」

と、急に黙る。

「…どうしたの？」

gr「いや…いつでも何処でもこういうことが出来たらなと思ってな。なんか衝動的にしてしまった。すまない。」

「あ…ううん。別に…いいよ？バレない程度なら…。」

gr「本当か！？」


うおお…そう、これです。私はこのキラッキラの期待でいっぱいの顔に弱いのです。


「うん、減るもんでもないし________ 」


コンコンッとノックの音が響いた。


その瞬間、瞬発力をフル活用して何事もなかったかのように元の配置に着く。いつもの秘書の立ち位置、グルッペンの左斜め後ろ。


tn「ふぅ…一応何個か書類終わったで。」


os「マカロン美味しかったから差し入れめぅ！グルッペンとAにもあげる！」


あぁ、トントン様とオスマン様が帰ってきたのか…。びっくりした…。心臓が人が来たから驚いて速くなっているのか、グルッペン
のせいで速くなっているのかわからない。

gr「じゃあ続きをするか。」


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os「おっしまーい！！やっと終わったぁぁ〜！」

やっと…やっと終わった…
ここまで長いと思った会議は久しぶりだ。

tn「これを鬱とかひとらんに書類作らしたらいいねんやんな。」

gr「あぁ。よろしく頼む。俺は一度休憩する。」

「分かりました。ラベンダーのアロマを用意します。」

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