病 弱 な お 姉 ち ゃ ん【神威】

子兎とオジサン ページ28

スッ

弟「？…何この紙」

弟「え、読めって？俺に言ってるの？殺しちゃうゾ☆」

弟「ま、いいや。今俺気分いいから仕方なく読んであげるよ。えー…何々



春雨とは_____

_____天人で結成された宇宙海賊団。銀河系最大の犯罪シンジケートだよ。非合法薬 物を主な収入源としていて、地球では密売を行っているネ。組織系統は元老と呼ばれる各星の組織犯罪集団の首領達がトップに立ち、その下に提督と十二師団、さらにその下の末端組織の四つで構成されているヨ。


まあそんな中、俺は第七師団の団長を務めている。
元はというと、鳳仙の旦那が団長だったんだけど今や地球の地下奥深くで女とやいやい遊び隠居生活を愉しんでるそうだヨ





ポイッ

はいおわり〜





はああ…

こっちは残業続きだっていうのに、気楽なものだよねえ…そう思うだろう？阿伏兎」




阿「オイオイ団長。
気楽なのはアンタもだろぃ
この元老院どもからの書類の山…すっぽかしやがってよぉ。このすっとこどっこい！俺がやるはめになっただろッ」


弟「あははッ御愁傷様阿伏兎。
あ、それよりさ_____」


阿「御愁傷様で片付けられちまったよ。オジサン悲しくて泣いちゃう」


弟「泣いても阿伏兎は可愛くないヨ」


阿「最近団長アタリきつくない？俺だけに冷たいよねェ」


弟「そんなことないよ。てか、表示辞めてヨ。弟ってポジ嫌なんだ。殺しちゃうぞ^ - ^」


(す、すみません…by作者)



神威「お、戻った。えらいえらい褒めてあげるヨ。」

阿「オイオイ団長〜作者をあんま苛めるなよ〜」


神威「あはは、阿伏兎面白いこと言うネ。俺が苛めるのは阿伏兎だけだヨ」

阿「酷ェ(Sゥゥゥ)」

_

阿「そんな酷ェ団長様にほれ、」


神「？何それ」


阿「団長のおかげで逆恨みしてる連中が標的に、アンタの姉上に手を出そうと目論んでる最中だ」


神「…へえ、それは馬鹿な連中だネ」


阿「おいおい…いいのか？」


神「行く必要なんてないヨ。





だって_____姉さんに勝てるわけないからさ」









神威は笑みを深めると瞬く星の欠片に目を向けた




___


神「けど、姉さんの体調が心配だヨ！大丈夫かな…っ。大丈夫だよネ？ネ？ねえっ！？」


阿「おいおい…情緒不安定かよ。」



神「で、でも…あああ！姉さん無事？怪我は…ないか。戦闘は…ある、よね。あーあー」



阿伏「(そんなに心配なら行けばいいのに、なーんて俺は言わねー後が怖ぇもんな)」

意気投合→←五月蝿い珍客

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