新章 第31話 『大切な人』 ページ47
ただの一般人だったあたしに
ソレは刺激が強すぎて、
足がすくんで動けない。
本当はとても怖かったのだ
「…分かってるさ
他にも考えればAを危険に晒さず
どうにかできたかもしれない」
と口端の血を拭い
あたしの元へ近寄り切なそうに笑う神威、
触れるか触れないかぐらいのソフトタッチで
あたしの頬を撫で、こう言った
「でも、耐えられなかったんだ
阿伏兎からお前が危ないって連絡を受けて
急いで帰って見たら、案の定捕まってるし
その上、変な首輪付けられてるし。
それに、お前はそんな事で絶対に
死なないって思った。」
と真っ直ぐな目で微笑みあたしを見てくる神威に
あたしはだんだん震えが止まったきた。
何故かひどく神威の言葉に安心してしまった
自分がいたのだ
「…悪かった。怖い思いさせて。
でも無事でよかったよ」
と笑った神威に高杉は気に入らないと言った
顔でフンッと笑い、その日は幕を閉じた。
ー
ーー
あの後あぼう提督はというと
あたしに全く手出ししなくなった事と、
さらに神威を恐れ、また悪巧みをしてるらしい。
懲りない奴だなと思うけど、
その度に神威がなんとかするだろうと
考えることを放棄。てゆうかめんどくさい
え?首輪はどうしたのかって?
そりゃあ神威の馬鹿力で壊してもらったんだよ
最初首輪めがけてチョップしようとしたから
まっじでキレてやった。
あたしの首が一緒に飛ぶだろ!ってね。
あとは、阿伏兎。
地下の牢屋に連れて行かれてる途中で
そいつらとどんぱちして解放されたみたい。
その後、急いで通信室に行って、神威に連絡を
とってくれたらしい。
後最後に、
これは阿伏兎も部下から聞いた話らしいけど
茶吉尼討伐の依頼は本当に難しい任務だったみたい。手こずっていた中、阿伏兎から連絡がきた瞬間に目の色変えて何十、何百といる茶吉尼を蹴散らし
コッチに急いで向かってきてくれたらしい。
あんな焦った団長初めて見たって部下も
笑ってたみたい。
まあそう聞くと、案外大切にされてるのかも
なんて思ったり思わなかったり。
150人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
xoxo(プロフ) - 迷い猫さん» ありがとうございます^^* 笑 準備しているんでもう少しお待ちください!! (2021年10月13日 12時) (レス) @page36 id: d5fabe029a (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - うおおおぉぉぉ(((殴お、おおおお返事ありがとうございます!←これから頑張って下さいネ!! (2021年10月10日 20時) (レス) @page4 id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
xoxo(プロフ) - 迷い猫さん» 教えていただきありがとうございます!変えさせてもらいますね (2021年10月10日 12時) (レス) id: cc6db5cebf (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 特別編で名前が○○のままなんです……もし変えれたら変えてください……上からですみません!頑張って下さいネ!! (2021年10月9日 21時) (レス) @page36 id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
れの(プロフ) - 名前が〇〇名前ままなんですが名前変換できませんどうしたらいいんでしょうか? (2019年8月18日 10時) (レス) id: a133be1277 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:xoxo | 作成日時:2018年8月30日 17時