心きらめくような (ページ8)

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＊07 ラウールページ8

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織山「…………なんでいるの？」

冷たい目で、冷たい声で織山くんは言った。

やばい、やっぱりそうなるよね…。

先輩に呼び出されて来たのに私がいるもんね。

SnowManのお二人居ないもんね。

佐久間「あ！やべっ！仕事あるんだった！笑」
阿部「あ！本当だ忘れてた！(嘘)」

とか言ってお店つくなり帰って行ったもんね。

『エェ、と…これには訳が…ありまして、私が織山くんに酷いこと言ってしまったから、そのー、』

織山「いや、Aじゃなくて」

『え？』

怖くて彼の顔を見れなくて下を向いたままつらつらと喋っていた私は顔を上げた。

どうやら彼は私の"後の人"に言ったらしい。

織山「なんでいんの？」

ラウール「やっほー！」

織山「やっほー！じゃなくて、なんでAといんの？」

ラウール「いやーさ、佐久間くんから連絡きてね、Aちゃんが心配だから、つい来ちゃった♡」

織山「つい来ちゃった♡でもないよ💢阿部くんからAが話あるらしいからこの店来てって連絡があったから来たのに、ラウールいるの聞いてない！」

『え、私がいるの知ってたの？』

織山「え？うん。だから来たんだけど…」

呆気に取られた。私のために時間作って来てくれたの？やばい。嬉しすぎる。

ラウール「ヒュー！ご馳走様でーす！(笑)」

織山「お前、今の状況分かってて言ってんだろ💢てか、帰れ！」

ラウ君はラウ君で、勘がいいから何かを察知して気遣って来てくれたんだなって思った。

佐久間くんと阿部くんも同い年同士話しやすい環境を作るためにラウールくんに事情を話して連絡入れてくれたんだと思うと頭が上がらない。

せっかく先輩が作ってくれたきっかけを無駄にはしない！

ここは仲直りのチャンス！！！

『あ、あの！織山くん！』

織山「ん？」

ラウ君を蹴り続けていた足を止めて私の方に耳を傾けてくれた。

『今日は、その、ごめんなさい。調子乗りました』

織山「…うん、悲しかった」

『うグッ、本当に申し訳ないと、』

ラウール「Aちゃん、座り方と謝り方が相まって武士みたいになってるよ！」

織山「ふざけてんの？」

『ふざけてない！ふざけてない！！本気！！(泣)』