Baby's Breath. vol.2 (ページ15)

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#03-2 JK ページ15

JN「ヤァ、ユナちゃん何か飲み物いる？お酒は飲まないんだっけ？」

YN「お酒は、ちょっと…」

空になったユナのグラスを見て、ジンが腰を浮かせる。

SG「あ、ユナ、お前の好きないちごのジャム買ってあるよ。オッパがフルーツソーダつくってあげようか」

YN「アニアニ、自分でやりますよ」

ユンギの提案に首を振ったユナは、空になったグラスを持って、キッチンへと向かった。

それを見て、思い切ってジョングクも立ち上がった。

「…ユナさん、僕にもフルーツソーダの作り方、教えてもらえませんか」

YN「、いいですよ。作り方っていっても、グラスにジャムをソーダに溶かすだけなんですけど…、はい、どうぞ」

「ありがとうございます。ん、美味しい」

YN「よかった。わたしのお気に入りなんです」

「僕も気に入りました。これ、色んなジャムで試してみたいな」

YN「…やってみますか？」

「みましょうか。あ、生のフルーツをいれてみても美味しいかも」

フルーツ籠に置かれていたバナナを手に取って。

他にも何かフルーツはないかと冷蔵庫を開くと、ジンが買ってきたイチゴが目に入った。

「ユナさん」と小声で呼ぶと、ジョングクと同じように冷蔵庫を覗き込んだユナが、目を見開く。

ジョングクは、音を立てないように慎重にパックから２粒取り出して、水で洗って、一つをユナに差し出した。