確認 ページ18
ドアを開けると執事に酷く心配され処置をされた。
執事「痣になってしまってますね……。」
メイド「首の方も……。」
明日にまでアザが消えるとも思ってないので櫻井に連絡を入れておく。明日の集会お願いしますと。
執事「そういえばお嬢様。木曜日に御友人が甘いものを食べに来ると。しかも5人も来るとシェフが喜んでおりました。」
メイド「確かに!お嬢様の御友人は初めてですので楽しみですね。」
にこにこして喜んでくれた。
A「シェフに期待してると伝えておいて?」
執事「かしこまりました」
二宮に電話をしなきゃ……。
A「少し部屋にいるわ。食事……今日は部屋でもいい?」
メイド「大丈夫です。お持ち致しますね。」
A「ごめんなさい。ありがとう。」
自室に戻るとすぐに連絡を取る。
今からでも良いと返信が来たから電話をかけると彼は直ぐに出た。
二宮『もしもし二宮です。』
A「夜分遅くにごめんなさい。時雨Aです。」
二宮『どうしたんですか?仕事でミスありました?』
A「そうじゃなくて……二宮はその…もやもやってする時ある?」
二宮『すみません会長。言葉が足らなくて分かりません。不安になるって感じですか?』
A「不安じゃないの。なんか今日だけでも沢山あるのよ?手首を掴まれたところがじんじん暑かったり私の腕の中でこう泣いてる姿を見るとこうぎゅーってなったりもやもやしたり……わかる?」
二宮『ちなみに確認ですけどそれ翔ちゃんですかね。』
A「そうよ」
二宮『あー、会長それはですね……自分で気づかないとダメなやつなんです。』
A「どうして……?」
二宮『いいですか?その気持ちだけは忘れちゃダメです。それと翔ちゃん以外の男と電話したいなんて言っちゃダメです。あまり他の男と一緒になっちゃダメです。分かりました?』
A「えぇ……わかった。大野にもこの話をしてみようと思うのだけれど…。」
二宮『やめた方がいいと思います。』
A「なんで?」
二宮『ずっといじられてからかわれますよ。』
A「まぁ……あなたの言う通りにしとくわ。」
二宮『是非そうしてください。じゃあ切りますね。』
A「えぇ。ありがとう。」
二宮と電話を切った後自室で考えながら食事をし湯浴みをし寝た。
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作者名:るーちゃぴ | 作成日時:2021年11月16日 15時