中原中也の可愛すぎる妹！

「イズ！大丈夫か！？」「うぅ〜にいちゃん」 ページ11

「ケホケホ」


「イズ、大丈夫か？」


「うぅ〜」


今イズは熱が出ている


「にいちゃん〜」


「大丈夫だ、すぐ元気になる。それにもうすぐ首領も来てくれるしな」


数分前、俺は姉さんに連絡した、すると首領を連れてすぐに来てくれると言ってくれた


コンコンガチャ！


「イズ！？イズは大丈夫かえ？！」


早速来たらしく、乱暴に開かれた扉の向こうには姐さんと首領が立っていた


「姐さん、首領も有難うございます」


「いいや、いいんだよ。それより、イズちゃんの診断を……」


「うぅ〜」


「んん〜、これはインフルエンザかもしれないね、まだちゃんと検査しないとわからないけど」


インフルエンザ……4歳児のイズにとってはとてもきついはずだ。糞、俺が変われたら喜んで代わってやるのにな


「中也君、ちょっとイズちゃんを膝に抱っこして抱きしめておいてくれないかい？」


「は、はぁ」


最初俺は意味がわからなかった、が次の首領の出したものですぐにわかった。そう、みんな大嫌いな綿棒だ。大人でも避けたい難関であり子供は大泣きすること間違いなし


「イズちゃ〜ん、ちょっ〜っと力抜いててね〜」


首領はそう言うとイズの鼻の中に綿棒を入れた


「うぇ、うぇ、うぅ〜うぇーーーーーーンンン！」


案の定イズは普段感じない違和感に大泣きし始めた


「ごめんね、もうちょーっとだから。っ、ほら！終わったよ！」


「うぅ〜にいちゃん、にいちゃ〜ん」


綿棒を抜きおわると後ろを向いて俺に抱きついてきた。…………可愛い


「ほらほら、もう大丈夫だ、終わったからな〜」


「うぅ」


「取り敢えず、検査結果を出してくるよ。」


「はい、有難う御座いました」


「いいよ〜、イズちゃんお大事にね」


「あい」


「んん""可愛いな〜」


「これ、早く行くぞ」


「あ、はいはいじゃあね」


そう言って2人は部屋から出ていった


「よし、イズきついだろ？寝ててもいいゾ」


「うゆ、」


そう言うと大人しく眠りについた

イズの眠りを確認すると俺は起きた時のために粥を準備した

「兄ちゃん〜」「キツイよな、大丈夫にいちゃんはずっとここに居るからな」→←妹交換日記 四日目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す