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キッチンに行くと甘い匂いがしてくる
『…よかった、綺麗に焼けてた…。』
｢適当に切り分けるな?｣
『自分でできますよ?』
｢熱いし、火傷してまうかもやん?｣
『…私、そんなドジしませんけど』
｢この間、会社で何も無いところでつまづいて紙ばらまいてた。その後何事もなかったかのように、すんって元に戻るの可愛かった。｣
『…へっ!?』
｢小鳥遊さんと歩いてて、途中はぐれてるのに気づかず、見ず知らずの人に話しかけてた。あれはもう、照れ具合がこう…うん。可愛かった。｣
『み、みて…!?』
｢会社の休憩所で、コーヒーに砂糖入れるのに、念の為に塩じゃないか確認してるところも、あ、砂糖と塩、間違えたことあるんやこの子可愛いっておもたな。今までは砂糖と塩間違えるなんてありえへんっておもてたけど。うん。写真に収めとけばよか…『ぅ、うあああ！やめ、やめて…』｣
｢あはは。顔真っ赤〜。もっとあるで?Aちゃんの可愛いところ♡｣
『も、もういいです。しぬ…恥ずか死ぬ!!』
｢ふふっ…やから、俺が切るな?ま、もう切ってるけど、はい。Aちゃんの｣
『…ありがとうございます』
｢ケーキめっちゃ美味しいやん！なんやこれ!うわっ、いっきに食べるんもったいない…でも、できたて食べてしまいたいし…。ん〜どうしよ!!どうしたらええ？!Aちゃん!｣
『…誕生日なんですから、自分が思うがままにしたらいんじゃないですか？』
｢うぅ…Aちゃん…。俺が可愛いところ暴露しちゃったから怒ってる？｣
『…別に。ただ、なんでこの人、こんなに知ってるんだ。気持ち悪って思ってるだけです。』
｢んふふ、そこにAちゃんがおったから♪｣
『そこに山があったから。みたいに言わないでください。』
｢ごめんて、怒らんといて?｣ｳﾙｳﾙ
『…っ、そんな…顔で…見ないでくださいよ…。(潤んだ目で見つめないで！負ける！なんか負けてまいそうやから!気持ちが!)』
｢Aちゃん…｣ｳﾙｳﾙ
『…もう、怒ってないですから(負けた…)』
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桜巴(プロフ) - そやふがさん» ありがとうございます(*^^*)更新頑張ります！ (2020年5月31日 15時) (
レス) id: 737fea36c0 (このIDを非表示/違反報告)
そやふが(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新待ってます！ (2020年5月31日 15時) (レス) id: 64fa9c51f2 (このIDを非表示/違反報告)
桜巴(プロフ) - ひなさん» 感想ありがとうございます！頭の中で作ったお話がなかなか思うように書けなかったりで分かりにくかったりすると思いますが、これからも優しい目で見ていただけるとありがたいです！ (2020年5月24日 13時) (レス) id: 737fea36c0 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 凄く面白いです！続き頑張って下さい(*´∇｀*)待ってます！ (2020年5月24日 8時) (レス) id: aa1c4088ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜巴 | 作成日時：2019年11月16日 18時
