せめて今日だけは消えないで3 ~fin~ 【ARS】 (ページ24)

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潤side

智「ただいまぁー」

和「たっだいま〜」

潤「おかえり〜ご機嫌だね、病院でいい事あった？」

経過観察のために病院に行っていたニノと付き添っていたリーダー。

いつになくニコニコで帰ってきた。

ニノの後ろにいたリーダーがパチッと目配せする。

やっぱりいい事があったらしい。

和「ふふ、みんな揃ったら言うよ」

潤「楽しみにしてる」

和「うんっ」

すっかり嬉しさが漏れ出てしまっている。

今夜は久々にニノの好きなハンバーグにでもしよう。

・

雅「ただいま〜」

潤「おかえり、ご飯できてるよ」

雅「ハンバーグじゃん！どうしたの？」

潤「それはニノから」

一番遅くまで仕事があった相葉くんも帰ってきて5人で食卓につく。

和「早速だけど、話があります」

ふぅ、と息を吐いてニノが切り出した。

和「みんなも知ってる通り、今日病院に行ってきたんだけど……
そろそろ仕事始めてもいいって！」

翔「ほんとに！？」

潤「マジで！？」

和「うん！」

雅「やったぁー！やったね！ニノ！」

相葉くんが隣に座っているニノにぎゅっと抱きつく。

和「わっ！ちょっと相葉さんこんなところで泣かないでよ」

雅「だって、嬉しくって…」

翔「それにしても泣くの早いって」

嬉しさを爆発させている相葉くん。

重いー、と言いながらも嬉しそうなニノ。

俺の心も幸せな気持ちでいっぱいになる。

智「嬉しいのは分かるけど一旦この辺にして、早く食べようよー」

和「あー！ハンバーグ冷めちゃう！」

雅「ほんとだ！」