【新テニ】立海新入生はU-17でも最強王者

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貴｢リョーマ…三船コーチは元気だったか？｣


越前｢まぁね。バリバリ元気だった。｣


貴｢ふっ……リョーマ。いつかの約束のチャンスだ。いつでも来い。｣




僕は背を向けてコートを出ていく。

さぁて、確かあと２日で戻ってくるはず。



Prrrrrrrrr …


貴｢もしもし…Aです。｣


｢俺だ、久しぶりだなAよ。｣


貴｢お、おれおれ詐欺………;｣


｢あ？なんだ？聞こえねーぞ？｣


貴｢すみませんでしたっ……;久しぶりです、鳳凰先輩。｣


平等院｢月琉、あいつぁほんとなんなんだぁ？｣


貴｢何かあったんですか？｣


平等院｢敬語は使えねぇ、毎日のように試合をねだる、練習に遅刻する、ふざける、菓子を食う…。はぁ。｣


貴｢す、すみません…｣


平等院｢だが、実力は認める。｣


貴｢は、はい…｣


平等院｢じゃあな、明後日が楽しみだ。｣ﾌﾟﾁｯ



そこで電話は切れた。
月琉め………
迷惑ばっかかけやがって…



貴｢…はぁ…………｣



僕はため息をついて自室に戻る。



そして、翌日。

夕方ごろ。



〜黒部｢今日の練習はここまで。通達事項がありますのでメインコートに集合してください。｣〜



黒部｢明日の朝、この146名の中から強化選抜チーム20名を発表します。｣


貴｢………｣


黒部｢選ばれた者は専用のコートでの特別練習となります。｣


不二｢専用コートで練習か…この合宿も大詰めってところだね。｣


黒部｢では、解散。お疲れさまでした。｣





各自解散する。

僕と修先輩と奏多先輩と鬼先輩とカズヤ先輩は戻らずにいた。



鳳｢先輩方とAくんは戻らないんですか？｣


入江｢う〜ん、ちょっとね。｣


鬼｢全員覚悟を決めておけ。｣


桃城｢覚悟？？｣


鬼｢この合宿明日からもっと過酷なものになる。｣


跡部｢今さらだぜ。どんなに過酷になろうと望むところだ。｣


桃城｢燃えてくるよなぁ燃えてくるぜ！！｣

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