【ONEPIECE】最高に美味しい唐揚げをどうぞ！

最高に美味しい唐揚げが8個 ページ11

声をかける隙も無かったチャームは

やっと一瞬落ち着いた頃に、Aを抱き上げ即座に処刑台の上へ避難した






＿＿＿しかし






「ゼハハハハ！唐揚げ屋かァ！随分派手に暴れたじゃねェか？いや……史上最悪の快楽殺人者…ハツ潰し！！」


『…久しぶりだねティーチくん。あぁ…今は黒ひげくんか。やっほー』




まだ海軍には気付かれていない黒ひげ海賊団が、処刑台の上に立っていた




「私たちに何か用かしら？」


「ゼハハハ！そうだなァ…お前らァ…おれの一味に…」




黒ひげがそこまで言ったとき、Aが手を上に掲げ、半分の力で手を握りしめた




「グァァッ！！いでェッ！！」


『ゴメンね黒ひげくん。自分今、虫の居所が悪いんだよね。次同じ事言おうとしたら＿＿分かってるね？』




覇気で威圧しながら言うA

黒ひげの力があっても勝つ事が難しいAに

黒ひげは苦笑いをするしか無かった




「…どうするのかしら？A。白ひげは瀕死、海軍もほぼ壊滅状態。ここで残り海兵を全員殺し私たちが死ぬにしては…ここは＿＿＿＿」









.









.









「＿＿＿あまりにもカッコ悪すぎるわ」





Aが顔を上げ目を向けた先には、目的が終わって尚、海賊という悪を滅ぼそうとする、渇きに渇き切った海兵達







『＿＿＿確かに、こんな所で死ぬのはカッコ悪いね…こんだけ暴れて、全員殺して僕も死ぬ、なんて黒歴史みたいなセリフ言っておいて、今更ここじゃあ嫌だからって帰るのは、あまりにもだけど』





もうない右足を摩り、片足で立ったAは





『……さ〜て！！馬鹿共を止めますか！！！』





未だ海賊を追い続ける海兵を、ぶん殴りに行った

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