公安のエースカップル【降谷零】

１９話 ページ20

あの後そこで寝てしまった俺は4時に起きた

今日は警察庁に行く日だったか
Aが起きてから行くか。
起きなくても8時には出るか

そう思った俺はコーヒーを飲み、お粥を作り直した
そしてもう一度寝室に戻ることにした

降「まだ寝てるか」

『んぅぅ、れーい？おはよぉ』

降「大丈夫か？お粥作ったんだ、食べれるか？」

『いらない』

降「食べれそうだったら食べて薬飲んでくれ。俺はこれから警察庁に行ってくるから」

『やだぁ』

降「はぁっ？」

子供がぐずるような声で言われると、Aが俺の服を掴んでいた

『やだやだやだぁ、行っちゃやだぁ、ぐずっ、いっしょ、に、いて』

降「⁉わ、分かったから泣くなよ！熱上がるだろ⁉」

風見に連絡してからAをぎゅっと抱きしめて子供をあやすように背中をトントンと叩きながら落ち着かせた
しばらくするとAが寝たので、俺も一緒に寝ることにした

『れい？』

降「んっ、起きたか。大丈夫か？」

『まだ頭痛い』

降「ご飯は？」

『ちょっと食べる』

お粥を食べさせて薬を飲ませようとした
お粥を食べさせたところまでは良かったんだ

『嫌だ！薬とか絶対やだ！』

降「ダメだ、飲め」

『嫌！』

降「仕方ないな」

『何して…んっ⁉』

な、口移ししやがった！
もう飲んだから！
なんで離さないわけ⁉

『れ、い！』

降「飲んだか？」

『信じらんない』

降「お前が飲まないから」

次からはちゃんと薬飲も

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