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story 54 : 紫耀 side ページ6
紫耀 side
Aちゃんに朝から電話をかけると
何故か廉が電話に出た。
え、俺、廉の新しい連絡先知ってたっけ？
廉『間違えてへんわ、お前何人の彼女に朝から電話してんねん！』
いや、廉こそ、何。
なんでこんな朝からAちゃんといるわけ。
A『もー廉黙って。平野先輩先輩ごめんなさい！』
あ、やっとAちゃん。
なんだ、この気持ち。
廉とAちゃんのこと応援してたはずなのに。
Aちゃんが廉のものになったことが
受け入れられない。
バイトの時間になってAちゃんと…廉。
廉『よ！紫耀！』
A『ごめんなさい、平野先輩。やっぱりついていくって聞かなくて。』
廉『なんやねん、行き道嬉しそうにしてたくせに(笑)』
A『廉、本当にうるさい(笑)』
紫『仲良しやな。Aちゃんおめでとう。よかったね。』
A『ありがとうございますっ。』
喜ぶAちゃん。それを茶化す廉。
モヤモヤする。
あ、そうか。俺。Aちゃんが好きなんだ。
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作者名：愛結綾 | 作成日時：2018年10月4日 9時
