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story 73 ページ25
目を覚ますとそこは病院で
何が起こったのかもわからなかった。
廉『Aっ！！』
A『……』
そしてそこにはとても顔立ちの整った
男の人がいて私の名前を呼んでた。
紫『よかった…』
A『紫耀…くん…その人…誰…？』
廉『え…』
私の発言に明らかに揺るぐその目をみて
私は状況が掴めなかった。
A『い…いたっ…』
廉『…大丈夫か…？頭…痛むか…？』
紫『Aちょっと先生と話してくるな。』
考えれば考えるほど頭が痛んだ。
ただ一つ。顔立ちの整った男の人は
私の顔を見て、とても辛そうな顔をしてた。
紫『廉…大丈夫…か？』
廉『ごめん…さすがに…きつい…』
紫『なんで廉だけ…』
廉『なんでこんなことになんねん…』
紫『廉…』
この日から私と廉の戦いが始まった。
私の記憶から廉が消えてしまう日が
来るなんて思ってもなかった…
廉…ごめんなさい…
story 74 : 紫耀 side→←story 72 : 廉 side
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作者名：愛結綾 | 作成日時：2018年10月4日 9時
