story 53 : 廉 side ページ8
Aの言葉に全員が息を飲んだ。
どうゆうことだ…？
言われてみれば俺達以外の見舞いはみたことがない。
A『私が病気って知って…治療費のことで揉めて、父親も母親もいつしか会いに来なくなった…そしたらしばらくしてから先生に縁を切るって言われたって…』
紫『っ…そんな…』
A『きっとどこかにいるんだと思うけど、私はいいの。重荷になるくらいなら、1人でいい。』
笑ってみせるその身体は震えていて
辛かったのだろうと全員が悟った。
A『こんなお荷物。いらないんだよ…』
廉『もういい…話してくれてありがとう…』
玄『じゃあ、僕達がAちゃんの家族だね』
A『…！！』
玄『僕達は絶対いなくならないよ？ねっ、廉』
廉『当たり前やろ。一生おるって約束する』
優『あーみんなかっこいい事言ってずるい(笑)』
勇『(苦笑い)ずっとずっと。一緒に。』
紫『あと世間の事は気にするなよ。言いたいように言わせてればいい。俺達はそれも受け入れるって決めたから。』
A『みん…なっ…』
廉『ほら、もう泣くな…』
泣き続けるAはきっとずっとずっと
泣くことすら耐えてきたんだろう。
その日はずっと泣いてた。
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愛結(プロフ) - 涼宮美桜さん» 本当にそんな風に思っていただける作品に出来て良かったです(＞＜)私自身も想いを込めて書いた作品なので、そう言って頂けて嬉しいです。ありがとうございます！ (2019年7月23日 20時) (
レス) id: 61534cea3d (このIDを非表示/違反報告)
涼宮美桜 - 誰かの書いた物語を読んでこんなにも号泣したのは初めてです。読んでいる途中で泣いてしまい、涙が溢れて目が涙で滲んで読めなかったので一生懸命に涙を拭いながら読みました。こんなに最高で素敵な作品を書いてくださりありがとうございました！ (2019年7月23日 17時) (レス) id: 67fa9efd8d (このIDを非表示/違反報告)
愛結(プロフ) - 聖羅さん» こんばんは。少しストーリーは異なりますが別世界編として新作にさせていただきました！もし良ければご覧下さい(＞＜) (2019年3月11日 23時) (レス) id: 61534cea3d (このIDを非表示/違反報告)
愛結(プロフ) - 聖羅さん» コメントありがとうございます！ご意見ありがとうございます！現在更新している小説が完結しましたら考えてみたいと思います！ (2019年1月8日 23時) (レス) id: d087026e5e (このIDを非表示/違反報告)
聖羅 - 主人公が死なない場合も見てみたいです！ (2019年1月8日 21時) (レス) id: 598db5caaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛結綾 | 作成日時：2018年9月18日 18時
