【akgmクラフト】幸せにするから一緒に暮らそう１１ (ページ19)

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ともside ページ19

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と「………ん、……」

今日は何故か、目覚ましがなくても起きれた。

でも、なんだろ……この違和感………

いつもより寝れたというか……

と「っ………今何時？！」

勢いよく目覚まし時計を見れば、1時間遅く起きて寝坊。

やらかした、これはやらかした…！

急いで私服に着替えて階段を降りる。

…ちょっと落ち着いてからのがいいよね、

俺はふー……と息を整えて入ろうとした時、

リビングからの会話が耳に入った。

「実は昨日showさんと電話して！すっごく楽しかった～」

「showさんですか、久しぶりに声聞きたかったなぁ」

声的にAちゃんとバステンさん、だろう。

俺の代わりに朝ごはんを作ってくれているのだろうか

カチャカチャと物音が聞こえた。

………にしても、showさん…か

最近、Aちゃんの勢いが凄いというか……

どんどんとAちゃんが色んな人と関わりを持って、皆の過去を聞く為に行動をして、

……仲を深めていくその姿に、

俺はいつの間にか焦りを感じていた。

Aちゃんがこのまま皆をまとめて過ごしたら、俺の存在はどうなるのだろう

朝ごはんを、俺が作らなくても代わりはいる

watoさんを起こさなくても誰かがいるし

編集も鳥ちゃんに任せたら、俺は要らない。

…あぁ、嫌だ

マイナス思考になるこの頭が、嫌い

俺はただ、皆と楽しく過ごしたいんだ

全部俺が招いた事なのに。

皆をシェアハウスに誘ったのは俺なのに、

どうしてこんな、酷いことを考えてしまうんだろう

俺の足は、リビングではなく自室へと向かっていた。

今は、全てから逃げ出したかった。

こんなリーダーで、ごめんなさい

そう思いながら、俺は扉を静かに閉めた。

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