【akgmクラフト】幸せにするから一緒に暮らそう９ (ページ8)

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タイミング悪ページ8

Aside

適当にお店を回っていれば、携帯がブーと鳴った。

連絡先は、もちろんwatoさん。

文の終わりに絵文字がついてるから、きっと良い方向に向かったんだろう。

ちょっと私も緊張してたから、これで安心かな…

A「フードコートに来て欲しい………か、」

えっと………フードコートってこっちだよね…

私が反対方向に歩き出した時だった。

「お姉さん、ちょっと遊ばない？」

A「えぇ……………」

目の前にチャラい男の人が私を見下ろしていた。

……………最悪だ………

A「遊ぶ時間ないですし、連れがいるので失礼します」

「そう言わずにさぁ～、その連れさんが来るまでだよ～」

そう言って近づく男の人。

手強いというか……めんどくさい…！

今はwatoさんの事が気になって仕方ないのに…！

キッと睨んでも中々相手には効かないし………

どうしよ、と悩んでいると

グイッと腕を引かれて誰かに引き寄せられた。

「お待たせ～、Aちゃん」

A「えっ……………watoさん？！」

少し顔を上げれば、watoさんが笑顔で私のことを見ていた。

……………え、これもしかして、watoさんに抱きしめられてる状態…………？

A「なっ………ちょっとこれは…！」

w「一瞬やけん、ちょっと待っとって」

そう言われて、仕方なく抵抗するのを辞める。

………目の前に居たチャラ男は、少しビビったのか走って逃げていった。

w「………よーし！いきなりごめんね！」

A「いや、大丈夫！むしろありがとう……」

watoさんから解放されてお礼を言えば、嬉しそうに笑ってくれた。

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