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「ど、どうだったかな……!」
リーダーの人があたしの前に来てそう聞く。
言うことは1つ。
あたしは彼女の手を取って言った。
あ「凄かったです…!本当に感動しました!」
ずっと小さい声で話していたからか、あたしの大きな声に驚く3人。
………そうして数秒、彼女たちは微笑んだ。
…………もちろん、桜田さんも。
「そう言ってくれて嬉しいな、見てくれただけでも嬉しいからからさ!」
あ「あ、あたし演劇サークル入ります!入れさせてください!」
「え…………ほ、ほんとに言ってる?!」
そういえば、入ること言ってなかったや、
さらに目を丸くするリーダーに、思わず笑ってしまった。
「…ほんとにやんの?」
あ「あ……はい!でも、演じることは無理なので裏方ですけど!」
「ふーん…………これからよろしくな、」
桜田さんにそう言われて、大きく頷く。
リーダーの人も、友達も、笑顔でよろしくね!と言ってくれた。
彼らを見て、もっと輝かせたいと思った。
裏方は、何が出来るんだろう
期待を持って、あたしは手に力を込めた。
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かめそん(プロフ) - タユイカさん» コメントありがとうございます!! (2020年9月12日 22時) (レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
タユイカ - 泣きそうになった (2020年9月12日 21時) (レス) id: 4f68afa165 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - しずくさん» 黙ろうか?えみか。つねられたくないのなら (2020年7月27日 13時) (レス) id: 169a58c817 (このIDを非表示/違反報告)
しずく - あきら (2020年7月27日 13時) (レス) id: 806f0ec526 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - しずくさん» うるさいww (2020年7月27日 12時) (レス) id: 169a58c817 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かめそん | 作成日時:2020年6月25日 17時