【akgmクラフト】幸せにするから一緒に暮らそう ９

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あ「はぁ……………今日のバイトは散々だった……」









スーパーの袋を抱えながら夜道を歩く。









……なーんであの男の人ばっか頭に残るのか…









昨日やった小テストも頭に残ってくれれば、追試にならなくて済んだのに…………









ていうかあの人………割と年上だったよね…









黒い格好が本当に似合ってたな……………









あ「………じゃなくてっ……！」









ちょっとさすがに考えすぎ！自分が怖い！









しかも何か忘れてる気が……………









あ「………あっ！





トイレットペーパー買うの忘れた……！」









少し軽い荷物を見て思い出した。








………最悪だ〜………









あ「散々すぎるよ〜………」









半泣きになりながらアパートの階段を登れば、珍しく家の電気がついていた。









あ「ただいま〜………」









父「おかえり、今日は早く終わったんだよ」









あ「そうなんだ、お疲れ様」









小さな冷蔵庫に買ってきた物を入れてエプロンを身につける。









今日は簡単なものでいっかな、






適当に野菜や肉を切って炒めているとお父さんは金曜日だからと缶ビールを出した。



















あ「珍しいね……明日休みなの？」









父「あぁ、仕事は休みなんだけどちょっと外出るんだよね」









あ「ふーん………気を付けてね」









おう、と返事をするお父さんの声を聞いて、もう一度フライパンに目をやった。









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