【akgmクラフト】幸せにするから一緒に暮らそう ９

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「なによ！！私はあなたの事考えていたのに…！」









荒い声が店内に響いた。









あ「え……なにごと？」









バイトをしているカフェに時間通りに行けば角に座っていたカップルらしき人達が喧嘩……をしていた









まさかこんな公の場で……………









恋愛なんて今まで1度もしてこなかったからなのか
ついはは……、なんて乾いた笑いが出る。









あ「これ注意した方がいいんですかね……」









「他のお客様の迷惑になるしねぇ……









ってこっち来た………！」









隣にいた仲の良いバイト仲間に話しかければ、呆れた声を出していた。









……慌ててレジに向かったけど……









さっき声を荒らげていた女の人は、少し涙目になっていて、さっきはすみませんでしたと謝ってきた。









………割と普通……というか常識ある人……？









だとしたら店内であんなに怒るって相当だよね……









あたし達はその女の人に大丈夫ですよ、と声を掛けてレジを終えた。



















……あ、あの男の人はまだ座ってる……









一般的な髪型より、少し長い髪……









あたしのとこからは横顔しか見えないけど、かなり整っている顔だった。









「すみませーん」









あ「……あっ…！はい！」









ついぼーっと彼を眺めてしまって、注文に気付かなかった。









いけないいけない………注文とらなきゃ……









あたしは少し焦りながらお客さんの所に向かった。









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