【akgmクラフト】幸せにするから一緒に暮らそう９ (ページ2)

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久しぶりページ2

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w「………多分この辺のはずなんやけど……」

ただいまお昼の12時頃。

watoさんのお兄さんに会うために、少し遠い駅前まで来ています。

A「お兄さんもこっちに来てるんだね」

w「俺も昨日知ったんよ、えーと、この駅が北口やから～……」

お兄さんってどんな人なんだろ……

話を聞いてた限りちょっと怖いイメージがあるけど……

A「場所的にこの辺……だよね？」

w「そうやな………もうそろそろ待ち合わせの時間や……し………

…………居った…」

A「えっ？」

ぴたりと足を止めたwatoさん。

居った、という言葉を聞いてwatoさんの顔を見れば、
少し驚いたような……時が止まったかのようにお兄さんがいる方向を見ていた。

私はそっと、watoさんが見ている方向を見る。

A「…あれが…………お兄さん…？」

「…………………久しぶりやな、斗和」

w「……………あぁ、…久しぶり」

少し顔が厳つい、スーツ姿のお兄さんが居た。

…………watoさんと顔が似てる………気がする。

……あ、そうだ、ここからは2人きりにしないと…！

私はwatoさんの裾を軽く引っ張る。

A「ここから先はwatoさんとお兄さんの時間！私はすぐそこのショッピングモールに居るから、終わったら連絡して！」

こっそりと耳打ちをして、お兄さんにお辞儀をする。

watoさんは焦ってたように私を呼び止めていたけど、軽く手を振ってその場から走り去った。

A「…………頑張れ、watoさん」

小さく呟いた応援。

watoさんに届いたらいいな

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