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A「………これが、私がともさんたちに出会う直前までの話。」
話し終わると、シン…と誰一人として話し出さない。
みんなの顔をみると、涙を流している者、悔しい顔をしている者、悲しい顔をする者、様々だった。
と「………話してくれてありがとう。」
やっと話し出した……
A「いえ、聞かれたこと言っただけなので…」
と「聞かれたから答えた、そんな簡単に言える内容じゃないよ、これは。」
あ「……そんな酷いことを、されてきたんだね」
A「はい…で、でも！もう元気ですし！ほら、ね！」
なんだかしんみりしてしまった雰囲気を壊したくて、笑顔で話すけど、みんなには届かないらしい。
A「………そりゃ悲しかったですよ、」
ボソリというと、みんながぱっとこちらを見る、気がした。
A「悔しかったですし、………泣きたかったです。
……でも、
ここで泣いたら負けな気がして。それこそ私の生きる意味が無くなってしまう気がして。だから………なんていうか、…今こうやってみなさんが、私の代わりに感情を顔に出してくれるの、凄く嬉しいんです。」
…私の代わりに、私の分まで、私の状況を理解してくれて、
ありがとう。
ソ「ふふっ、嬉しいだなんて。」
ク「私もAの話が聞けて嬉しい」
バ「僕もです。Aさんが助かって良かった」
w「俺らで良ければいつでも話聞くけん！溜め込まんでね！」
よ「ほんとに、なんでも聞きますんで…」
ア「い じめてきたひとの神経が分からないですけど、ほんとに助かって良かったです…」
あ「ほんとに許せない、お母さんも……ほんと私達をもっと頼ってね」
みんなの優しい一言に今までの苦しい思いが鎖が解かれるように消えていく。
と「Aちゃん、」
名前を呼ばれて彼の顔を見る。
彼は優しい笑顔で、
と「今までよく頑張ったね、生きてくれててありがとう」
そう、微笑んだ。
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かめそん(プロフ) - りあ@プリ小説してまーすさん» 嬉しいです！！本当にありがとうございます！ (2020年12月28日 19時) (
レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
りあ@プリ小説してまーす(プロフ) - やっぱり何度見返しても最高な作品です。これからもずっと見続けます！(それにしてもやっぱり夢主ちゃんの母親ksな件) (2020年12月26日 15時) (レス) id: 3b49f92543 (このIDを非表示/違反報告)
かめそん(プロフ) - こよさん» こんばんは。とても嬉しいコメントありがとうございます！続きも頑張ります！ (2020年5月4日 21時) (レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
こよ(プロフ) - こんばんは、とても良いお話ですね。続きを楽しみにしてます！これからも頑張ってください。 (2020年5月4日 18時) (レス) id: 03fa0c5f55 (このIDを非表示/違反報告)
かめそん(プロフ) - らいがさん» いつもコメントして頂きありがとうございます！嬉しいです！ (2020年5月3日 17時) (レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かめそん | 作成日時：2020年4月29日 1時
