最悪な展開 ページ45
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家からバイト先まで歩いて20分、走れば10分。
多分誰が行くか決めてから来るはずだから、あと15分くらい待てばシェアハウスのメンバーが来るはず。
うーん、と駅の方を見ながら待っていると、
.
「お疲れ様…」
.
A「………え？」
.
声がした方を見れば、帰ったはずの田中さんがニタリと笑いながらこちらを見ていた。
一瞬で息が詰まる。
冷や汗が止まらない
身体はピシリと固まる
A「……な、んで…………」
必死に出た言葉を言えば、田中さんはジリジリと近付きながら
「毎日Aちゃんを見れて幸せだったよ…
これからはずっと一緒に居たいんだぁ…」
A「っ……やめて…！」
恐怖のあまり、もう皆を待つなんてことが頭になくて必死に足を動かしてとにかく彼から見えない場所に行きたかった
彼も走って追いかけてくる。
どうしよう…！
気付けば入り組んだ道に入ってしまったらしく、
知らない、道に出ちゃった……
A「ど、どうしよう…ここ、」
「ねぇ、」
真後ろで声がする。
「僕とお家に帰ろう？」
A「ひゃっ………やだ…！」
ぎゅ、と腕を掴んでくる田中さんに必死に抵抗する。
「っ………この男とは一緒に帰ってたのに？」
携帯の画面が目の前に飛び込んでくる。
見せられたのは、ともさんと私が笑いながら帰っている写真。
……なんで、撮ってるの？
A「なんで……人の気配なんてしなかった…」
「鈍感なんだねAちゃんって」
「前はシャッター音がバレちゃったから無音カメラにしたんだよ、後をつけるのも気配を消しながら頑張ったんだぁ…」
何この人……気持ち悪い……
気持ち悪いの言葉しか出てこなくて、無言で彼を見てしまう。
「じゃあ………一緒に帰ろっか」
A「っえ、や、やだ……」
.
グイ、と掴まれた腕を引っ張られて、田中さんの腕の中に入る
やだ、気持ち悪い、離して
そう言っても中々解けない
もう、誰か
助けて………
.
「「「「「Aちゃん！！！！！」」」」」
聞き馴染みのある声が、後ろから聞こえた。
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かめそん(プロフ) - 舞華さん» 嬉しいコメントありがとうございます！！頑張って更新進めます！ (2020年5月29日 16時) (
レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
舞華 - 続き待ってます！！！！！ (2020年5月29日 16時) (レス) id: bd2362281a (このIDを非表示/違反報告)
かめそん(プロフ) - 月乃さん» 興奮冷めやらぬ月乃様！！！！！続編まで来てしまいました！笑読んでくださると嬉しいです！ (2020年5月28日 2時) (レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - わーー!続編ktkr!!!!わーーー!!!!!ありがとうございます!!!!!!!!!!!!(※興奮状態) (2020年5月28日 1時) (レス) id: d846e75f57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かめそん | 作成日時：2020年5月28日 0時
