わたしのおうちは……?? ページ8
左「…はぁ、銃兎も理鶯も落ち着け。怯えちまってんだろうが」
「……さまとき、おにーちゃん……」
さまときおにーちゃんがわたしのことをそっとだいてくれた。
……ちょっとたばこのにおいがするけど、いいにおいがする。
理「……すまない」
銃「……悪い」
左「ったくよ……なぁA、考えてもみろよ??」
「………??」
わたしをみるさまときおにーちゃんは、やさしくわらってる。
左「AのおとーさんとおかーさんがAはおとーさんとおかーさんの子じゃないって言ったんだろ??」
「………うん…もう、かえってくるなって……」
左「ならよ??俺たちがAの新しい家族ってのはどうだよ??」
「……さまときおにーちゃんが……??」
さまときおにーちゃんをみると、なんだかいたずらっこみたいなかおでわらってた。
ようちえんのせんせいに、さぷらいずするときのみんなみたいなかお。
銃「…それはいい提案ですね、どうでしょう??私と理鶯と左馬刻とAの四人で家族になるというのは??」
理「……Aがいいのならば、小官は反対しない。むしろ嬉しいが……」
(――――……みんなで、あたらしいかぞく……りおーおにーちゃんも、じゅーとおにちゃんも、さまときおにーちゃんも…みんながかぞく……)
左「どっちがいいよ??俺らと新しく家族になるか、あのおうちに帰るか??…俺らと家族になればずっと一緒だぜ??」
やさしくわらうさまときおにーちゃん。
銃「…そうですね、いろんなとこに遊びにも行くし、それこそ殴ったりも叩いたりもしません。Aのことは大事に大事に守りますよ。私も、左馬刻も、理鶯もね」
あたまをなでてくれるじゅーとおにーちゃん。
理「嗚呼、Aのことは守ると公園で決めた。……だから、小官たちを選んではくれないだろうか…??」
わたしのおててにきすしてくれたりおーおにーちゃん。
「――――……やだ……おうちにかえりたくない……あたらしいかぞくが、いい…!!」
ギュッとさまときおにーちゃんのふくをにぎったら、さまときおにーちゃんとじゅーとおにーちゃんはうれしそうにわらってわたしをだきしめてくれた。
りおーおにーちゃんはさまときおにーちゃんとじゅうとおにーちゃんと、わたしをだきしめてくれた。
……さまときおにーちゃんも、じゅーとおにーちゃんも、りおーおにーちゃんも、みんなあったかいからすき、あんしんする。
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星妻桜@姉妹同盟(プロフ) - のづさん» …気が合いますね…とりま親ころころしたい (2020年8月23日 1時) (レス) id: fe16128dce (このIDを非表示/違反報告)
のづ - ぅぅぅぅぅぅ、好きです!、はい!!もぉぉぅ、ストーリーが私好み、、、更新楽しみにしてます! (2019年9月15日 0時) (レス) id: dfac6954d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:@黒 | 作成日時:2019年7月10日 10時