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轟「…なら、俺もする。見覚えがあると言われて気にならない訳じゃない」
爆「……てめぇに千円返してもらわねぇとな、死んでようがなんだろうが」
緑「…轟君…かっちゃん……」
二人を振り返れば、次々と賛同してくれるA組の皆。
八「そうですわね、幽霊、生き霊と言えども困っているのならば助けるのがヒーローですわ!!」
上「まぁ、珍しいけどよ!!A組にも似たような女子が居るしな!!正体がわかりゃ怖くねぇよ!!」
そんなA組の皆の言葉にサラサラとペンが動く。
『ありがとう、小さな未来のヒーローたち』
緑「…!!……相澤先生、駄目ですか…??お願いしますっ!!」
振り返り相澤先生の所に行けば頭を下げる。
相「……はぁ……もし何かあれば必ず俺にいう事、外出する時は届け出を出すこと、最低限は守ってもらうぞ」
緑「!!……はいっ!!有難うございます!!」
もう一度頭を下げれば今だ宙に浮くペンの辺りに近寄る。
緑「えっと……自己紹介からしたらいいかな…僕は緑谷出久」
『出久君、迷惑掛けてごめんね』
緑「ううん!!連休の間しか手助け出来ないけど…何か思い出せたらいいなって…」
椅子に座りつつ話し始める。
……なんか一人で話してるみたいだなぁ……―――
そんなことを思うけど、目の前でサラサラと独りでに動くペンが違うんだと僕を現実に引き戻す。
『ありがとう出久君 他の子たちもありがとう』
上「―――…それで、思い出させるって言ってもどうすんだよ??」
緑「うーん……何かきっかけがあれば思い出せると思うんだけど……さっき話してた轟君の話から何か広がればいいんだけど」
轟「…って言われてもな……漠然としすぎて…」
あれから朝食後、共有スペースで今後の作戦を立てることにした。
……って言ってもまずどうしたら思い出すのか考えてるんだけど……――――
『此処で会う前に何処かで見たことがある気がする』
爆「……つってんぞ半分野郎」
轟「……何処か……テレビなら体育祭か…??それなら範囲が広すぎて話になんねぇぞ??」
(…範囲が広すぎる…まず身分か…何かを思い出せれば……)
僕はもう一冊のノートを取り出せば今後のことについて書き込んでいく。
最終目的は幽霊さんの正体が分かること、幽霊なら成仏して欲しいし、生き霊なら元の場所に戻って欲しい。
……いや、そもそも幽霊とか生き霊とかどうやって戻したり成仏したりするんだ……??――――――
続く (更新停止中)
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天喰ルナ - 面白いです！！応援してます！更新頑張ってくださいね！ (2021年1月21日 20時) (
レス) id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯弔銀時晋介丁 - 面白いんや、何でだ。なんで@黒さんの作るのは私にどはまりするんだ (2018年10月30日 16時) (レス) id: 7bc9a154f5 (このIDを非表示/違反報告)
アイ。(プロフ) - 寮から出られないって、もし霊だとしたら、地縛霊かな……。 (2018年10月24日 18時) (レス) id: b23522634a (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - なんでここ荒れてんの (2018年10月24日 4時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)
か。 - リルさん、この人体に追う傷よりも心の傷を深く大きく残ることを他人にやらかしてますよ。 (2018年8月9日 1時) (レス) id: eef33ae380 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＠黒
| 作成日時：2018年7月20日 18時
