二十人 ページ6
次の日の朝、僕は着替えると食堂に向かった。
轟「緑谷、おはよう」
緑「あ、おはよう轟君!!……昨日は寝れた??」
轟「寧ろ寝ないと幽霊に会いそうですぐ寝た…」
途中で会った轟君と昨日のことを話しながら食堂に来れば、A組の皆がかっちゃんや切島君、上鳴君に話を聞いていた。
緑「やっぱり話結構広がっちゃってるね…」
轟「そりゃあ……幽霊が出たんだからな」
そんな話をしながら椅子に座れば、皆の会話を聞く。
峰「本当に見たのかよー??」
爆「見たっつってんだろ……千円持っていきやがって…」
(やっぱり…皆半信半疑だよね……)
相「おはよう、朝食の前に話がある」
緑「あ、相澤先生!?!?」
皆の様子を見ていれば、食堂に相澤先生がやって来た。
勿論先生が来ることはあるけど、こうやって話をすることは中々なかったから驚いたな…。
相「昨日、爆豪たちから話を聞いた。……緑谷と轟も見たらしいな」
緑「!?!?…ど、どうして…」
相「上鳴から今朝聞いた」
先生に言っていないのにと驚き上鳴君を見ればゴメンと云う様に手を合わせられた。
(…まぁ…今日言おうと思ってたからいいんだけど……)
相「…まず、今の所直接的な害は爆豪の千円だけだ、だがもし今後こういうことがあれば俺に言う様に、いいか??」
A組「「「はい!!」」」
相「……よし」
僕たちの返事を聞けばそう言った先生は食堂の奥の方に向かっていった。
(…食堂の職員の先生にも言うつもりかな??)
そんなことを思いつつ先生を見送れば、轟君に話しかけようと視線を向ける。
轟「……!!………しまった!!」
緑「え…と、轟君!?!?」
目を見開けば前を見ていた轟君が先生を追うように走り出す。
(どうしちゃったの轟君!?!?)
呆然としつつ入り口の方に視線を向ける。
相「おはよう、朝食の前に少し話がある」
緑「……ッ―――!!!!」
爆「……クソがっ!!」
反射的に立ち上がればかっちゃんも察したのか立ち上がり、轟君の後を追うように走る。
轟「――――…っ……クソ……居ねぇ…」
緑「轟君!!」
爆「アイツ何処行った!!!!」
奥の方に走って来たけれど、あの相澤先生の姿は何処にもなかった。
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天喰ルナ - 面白いです！！応援してます！更新頑張ってくださいね！ (2021年1月21日 20時) (
レス) id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯弔銀時晋介丁 - 面白いんや、何でだ。なんで@黒さんの作るのは私にどはまりするんだ (2018年10月30日 16時) (レス) id: 7bc9a154f5 (このIDを非表示/違反報告)
アイ。(プロフ) - 寮から出られないって、もし霊だとしたら、地縛霊かな……。 (2018年10月24日 18時) (レス) id: b23522634a (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - なんでここ荒れてんの (2018年10月24日 4時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)
か。 - リルさん、この人体に追う傷よりも心の傷を深く大きく残ることを他人にやらかしてますよ。 (2018年8月9日 1時) (レス) id: eef33ae380 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＠黒
| 作成日時：2018年7月20日 18時
