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紅白少年の独白 ページ9

アイツとの出会いは、階段の踊り場という何とも変な場所だった。


俺は昼に緑谷たちと昼食を食べてから、何か飲み物でも買いに行こうかと階段を下りていた。


轟「……!!」

…だが、段差に足を引っ掻けてしまい、不運なことにそこに誰かいたのか巻き込む形で踊り場に押し倒しちまった。


ドンッ!!――――


貴方「…大丈夫か??」

轟「っ…嗚呼……悪いな…」


声からして女子を巻き込んじまったらしい、慌てて立ち上がろうとする。




ムニュッ…――――


貴方「……お…」

轟「………お」


手を付いたはいいが、押し倒した女子の胸を触ってしまった。


?「……わ、悪い……そ、その…わざとやった訳じゃないんだ」


顔が赤くなるのを感じつつも慌ててそう言えば、


貴方「嗚呼、気にしてないから大丈夫」

となんでもない様に上半身を起こせば首を傾げる。



貴方「それより少年に怪我は??」


……逆に俺の心配をされてしまった。

俺がやっててなんだが、普通は悲鳴を上げたりしないのか??←


轟「嗚呼…俺はお蔭で大丈夫だが…」

貴方「それならいい、今度からは前を気を付けて」


女子から退けばそいつは立ち上がり、俺の頭をポンポン撫でる。



(…!!………綺麗、だな……)


その時、初めてちゃんと女子の顔が見えた。



正直に言えば美人だった。

寧ろ何で噂にならねぇんだってくらい美人←


ボーっと俺が呆けてる内に、そいつは先に行っちまった。



轟「……っ!!」


我に返り慌てて追いかければ、そこには一人男子生徒がいた。



轟「っ…なぁアンタ、さっき髪が腰ぐらいまである女子生徒見なかったか??」


そう声を掛ければ俺を振り返り首を傾げて、


貴方「…見てないが、何かあったのか??」

と答えられた。


轟「…いや、もし見つけたら1-Aに来てほしいって言っててくれっ」


俺はそう言えば走りだす。



(っ……もう一回、ちゃんと喋りてぇ…!!)


(最近ラッキースケベラッシュが…)←

少年少女の会話→←ラッキースケベ:紅白少年と



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ゼロ(プロフ) - 談さん» あれ?またいる… (2019年10月13日 15時) (レス) id: 75173a0bdb (このIDを非表示/違反報告)
ちょこきゃらめる - うむ。ご馳走さまでござる( ˙-˙ ) (2018年12月23日 8時) (レス) id: 9446a19fb8 (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯弔銀時晋介丁 - ありがとうございます人( ̄ω ̄)貴方は神だ。 (2018年7月30日 4時) (レス) id: 7bc9a154f5 (このIDを非表示/違反報告)
- 地面に頭擦り付けて歩かないといけない人が堂々と歩いてる姿勢尊敬します。 (2018年7月21日 2時) (レス) id: f1972ab3b6 (このIDを非表示/違反報告)
- 暇で幸せそうで何より (2018年7月21日 2時) (レス) id: 17d3fc92fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:@黒 | 作成日時:2018年6月20日 0時

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