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「…」
天使様は不思議そうに、どこか怒ったように。
俺を見つめた。
「…殺してあげようか?」
純粋な顔でそんなことをいうあなたは、おかしいのか?
「いいえ?」
「じゃあなに?」
天使様は即答した。
「…あなたを、手助けしたいんです。」
「…はぁ?それだったら今すぐここから去って。迷惑。」
「そうですか、でも俺はついていきますよ?」
「はあ…」
天使様は溜息をついた。
「……で、まあ…君はなんていうの?」
「俺はサッフィです。」
天使様は何も言わずに、こちらを見つめてきた。
「…どっかで聞いたことある………まあ、私は…ジェイルだよ。じゃあね。」
「あ、ちょ、待ってください!」
言い終わらないうちに、天使様は空に舞った。
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羽衣音 - 面白いです!現実ではあり得ないのに、読んでいるとまるで、自分が物語の世界に飛び込んでいるように感じます。harukazehinanoさん、応援してます!! (5月26日 22時) (レス) @page7 id: e4d17b1f4b (このIDを非表示/違反報告)
想世(プロフ) - コメント失礼します。素敵な世界観で目が離せません、これからどうなっていくのか楽しみです。 (2023年4月21日 10時) (レス) id: 7931d7abb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねずみ | 作者ホームページ:http://ttingh
作成日時:2023年4月13日 17時