140話 ページ27
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私を含めカイト、ゴン、キルアの四人は迷うことなくNGLの中心部へ近づいていた
ゴンもキルアもちゃんと成長していて、師団長クラスのキメラアントも難なく倒せるようになっていた
うれしい誤算であったが、それが私たちに致命的なゆるみをもたらしていた
いや、仲間であるカイトたちに暗黒大陸のことを秘密にしていた私に重すぎる天罰が下ったのかもしれない
そんな絶望を味わう30分前―――
森
夜
静けさ
依然として未知な敵だったが、道中遭遇した敵はどれも弱く暗黒大陸由来のものであるという妄想は、もはや本当に妄想なのだと思っていた
４人で歩いている中、先頭のカイトがふとこちらを振り返った
『ん？』
こちらをじっと見つめる彼に薄く笑いながら首をかしげる
「いや、何でもない。」
『何、気になる。』
「本当に何でもないんだ。」
『変なの。カイト。』
こちらの呼びかけにも答えなくなったカイトに、思わず苦笑する
『なーに？』
トトトとかけていきカイトと並ぶ
『なんかあった？』
「いや、一緒にグループで探索できてよかったと思ってな。」
『ふふ、なんで？？』
急な告白に笑いが込み上げた
「...お前ほどの手慣れはそうそういないからな。」
前半の沈黙が気になりつつも、素直な誉め言葉に表情が緩まる
『ありがとう。』
「いや...」
カイトの顔が赤いのはきっと気のせい
そんなことを思いながらカイトの隣を歩いた
しかし、4人は着実に地獄へと近づいていた...
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ブルームーン(プロフ) - SCHALLさん» 勘違いしていました！！笑ご指摘、ありがとうございます！修正しておきます！更新、頑張ります！ (2021年1月12日 15時) (
レス) id: f025f828be (このIDを非表示/違反報告)
SCHALL(プロフ) - とても楽しく読まさせていただいています！あの…細かいことを言うようで申し訳ないですが、カイトが戦ったのはユピーではなく、ピトーだと思います！細かくてすみません…笑これからも頑張ってください！ (2021年1月12日 10時) (レス) id: 616289cb87 (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - 華さん» ありがとうございます！更新が滞ることが多く、申し訳ないです...以前、頂いたメッセージもとても嬉しかったです。できるだけ早く更新できるよう頑張ります！ (2021年1月11日 13時) (レス) id: 13a6e7da1a (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 久々の更新でとてもとても嬉しいです！！！本当にこの作品大好きで。よく最初から読み返してます！！なのでほんと嬉しいです！涙 無理せず、頑張ってください！ (2021年1月11日 1時) (レス) id: aa479a5633 (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - ねこねこさん» ありがとうございます！更新が不定期で申し訳ないです...本日新しい話を更新しましたのでまた楽しんでいただけたら幸いです！ (2021年1月10日 20時) (レス) id: 13a6e7da1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブルームーン | 作成日時：2019年10月26日 22時
