何でも屋と奇術師Ⅲ (ページ39)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:127,499 hit

103話ページ39

･

･

･

「本当に平気かい？♠」

数回目の確認だった

貴『ふふ。心配性。

(最終的には、ドッジボールになるって知ってるだけなんだけど)』

ﾋｿｶ「何か企んでるのかい？♠」

貴『へ？』

ﾋｿｶ「そんな顔、してるよ♦」

貴『！！

ヒソカには敵わないなぁ。』

ﾋｿｶ「ｸｸｸ♦

話せるときが来たら、話しておくれよ？♠」

貴『うん。ありがと、ヒソカ。』

A自身の意思を尊重してくれるヒソカに感謝しつつ、レイザー戦への緊張を感じていた

貴『(レイザー、強いからなぁ。)』

･

･

･

･

･

━━━━━━━━━

━━━━━

━━

それから１週間、レイザー戦への準備に要した

足りない人数を補うため、現実世界へ帰れないと困ってる人に声をかけ、協力してもらうことになったし、ほぼ連日、ゴンはツェズゲラとの競技練に励んでいた

貴『(そんなゴンを見てると、"ボクよりゴンの方が大事なのかい？♠"ってヒソカは拗ねちゃうんだけど...)』

ﾋｿｶ「A♥」

貴『ん？』

ﾋｿｶ「ここ、みたいだねぇ♠」

辺りが暗くなった頃、全員でイベントの発生場所である灯台の前に着いた

ﾂｪ「この１週間、皆、全力でこの日のために準備してきた。

負けるわけにはいかない！！」

腹は決まっている、全員がそんな顔をしていた

ﾂｪ「行くぞ！！」