何でも屋と奇術師 Ⅱ (ページ5)

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25話ページ5

━━━数日後

貴『(すっかり遅くなっちゃった、、

夜つくなんて思ってなかったなぁ

ヒソカ、どこだろ？)』

「A♥」

貴『！！ヒソカ！』

ヒソカ「会いたかったよ♥」

貴『言っても最近会ったばっかりだけどね』

ヒソカ「キミとは少しも離れたくないって事だよ♥」

貴『へー、ヒソカ寂しがりやなんだ？

ウサギみたい』

ヒソカ「ボクがウサギかい？♦」

貴『んー、どっちかっていうと獣かな。』

ヒソカ「......♣」

貴『あ、理性きかないとことか』

ヒソカ「Aに言われると興奮しちゃうなぁ♥」

貴『やっぱりヒソカ、図太いよね』

ヒソカ「それはそうと、今日はどこに泊まるんだい？♦」

貴『ん？私の部屋に泊まるよ、天空闘技場の』

ヒソカ「ふうん♥じゃ、行こうか♦」

ヒソカにエスコートされ、闘技場内へと入った

･

エレベーターガールに階を告げたところ、ヒソカと同じ階であったことが判明した

貴『え、ヒソカ同じ階なの？』

ヒソカ「うん♥そうみたいだね♦」

チンｯ

エレベーターが目標の階についたことを知らせる

ヒソカ「さ、A♥」

貴『(ヒソカ、変な格好さえしなければエスコートも完璧だし、かっこいいのになぁ

あ、これを残念なヤツっていうのか！！)』

横を歩くヒソカの横顔を見ながら考える

･

･

･

貴『あ、ヒソカ！

ここ、私の部屋！送ってくれてありがと！』

ヒソカ「いや、まだあっちだよ？♦」

貴『ん？ここだよ？』

無理矢理ヒソカに別の部屋に連れていかれる

貴『いやいや、あそこ！私の部屋！』

ヒソカ「うん♥ここはボクの部屋♥」

貴『！！』

･

ヒソカから逃れなんとか自分の部屋へ帰ろうとする、が

ぐいっ

ゴムのようなもので体が引っ張られ気がついたらヒソカの腕の中のいた

貴『ちょっと！』

ヒソカ「ボクの能力、バンジーガム♦」

貴『バンジーガム...』

ヒソカ「さ、お風呂入るだろ？♦」

貴『いや、私は自分の部屋が！！』

ヒソカが見せびらかすように鍵を揺らす

貴『それ！私の！！』

ヒソカ「さ、お風呂が先だよ♥」

貴『ちょ！！』

押し問答をしているうちにバスルームへと詰め込まれてしまった

貴『もー！入れば良いんでしょ！！

入ってこないでよね！！』

･

･

チャポン...

チャポン...

貴『(んーー...お風呂きもちいい)』