浦島坂田船の冒険3〜魔王そらまふと迷いのプリンセス〜

86 お姫様モテモテェェェェェェ((( ページ33

A side








そ『お取り込み中失礼しまーす。』




ま『うわっ！？そ、そらるさん！』






そらるんの声でハッと我に帰った。






ま『も、もう終わらせてきたんですか！？』




そ『うん。楽勝。それよりさ…』






顔は見えなくとも、そらるんが私に向き直っているように思えた。






そ『俺もAのこと好きだから。』




A「……………………………。」









…









…そらるん…








…イケヴォでそんなこと言われたらさぁ…！








A「…………チーン……。」



そ『え、今チーンて聞こえたんだけど？』


ま『Aー！！戻ってこーい！！』








…







…ん……ハッ！！←





危ない…気絶するところだった…！(一瞬してた)








ま『あ、良かった！無事みたいだね！


…ところで…





……Aは僕らのどっちを選ぶの？』







…はい？







そ『俺か。』




ま『僕か。』







…いやいやいや！






A「どっちも選ばないよ！！私には…。」







うらたんたちという仲間たちが…







私が言おうとしたとき、まふとそらるんが何やらヒソヒソ話し合い、その後『最後に一言！！』と言い出した。








ま『……覚えておいてね、A。僕たちはAのこと…』



そ『“女の子”として、好きだから。』








…






…何、それ…






A「意味が分からな(((プツン」







…






声はそこで途切れた。







…







“女の子”として…か…。





…じゃあうらたんたちは…？






まふたちはそれを教えるために、あんなことを…








A「………自分勝手。」







……私は…







…








……どうすれば…いいの…？

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