浦島坂田船の冒険3〜魔王そらまふと迷いのプリンセス〜

72 よいこは金平糖を投げるのはやめようね！← ページ20

A side









___








____バシュッ！！





その流れ星は、よく見ると金平糖のようで、








綺麗だな、とか。クプラさんみたいだな、とか思ってて








気づいたらそれは私の腕を掠っていた。









…掠っていた、だけなのに…。









A「…う……うぐ…っ！！」






血が流れ出してドクドクと音が聞こえる。







…まるで銃弾を撃ち込まれたように、痛かった。









志麻セン「「A(ちゃん)！！！！」」






二人がすぐに駆け寄ってくれた。




すごく心配そうな顔。









…ダメじゃん、私。









A「……だ、大丈夫！！全然平気…！自分で治せるから……あ、二人は大丈夫？」






こんな傷くらいで心配されちゃ。


何のために96ちゃんに『ヒール』教えてもらったの…？







傷を癒す者が、傷を負っちゃダメでしょう？








セ「Aちゃん……。」



志「………。とりあえず、一旦クプラから離れて、うらさんたちと作戦会議を……」









_______ゴゴゴゴゴ…！！






A「…わわっ…！！」


志麻セン「「うおっ！！？」」


クプラ「くっ…！？」





…なにこれ……地震…？


湖の底の洞窟で地震って起きるの……！？








うらさか「「…うわっ…！？」」



あ「…おっと……！！？」






うらたんたちの方でも揺れてるみたい…！





一体なんで、いきなり……。







…ふと、地面を見ると、穴が数カ所空いていた。







さっきの金平糖……クプラさんのメテオの魔法が、地面に穴を開けていたんだ。





その数カ所の穴からは大きなヒビが入っている。









…









…









……あれ？クプラさんが原因じゃない？←





…と、言おうとした時だった。









_______バキッ…ドカッ…！……



……ドシャァッ！！！






_____一瞬だった。









地面が…割れた。






誰も間に合わなくて、


みんな、みんな落ちていった。









.







ーーーーーーーーーーーーーーーーー


作者ですよ！！(((


地面が割れたときの擬音語……

分かりませんでした！←



ドシャァッ！！って、土砂かい！！なんちゃって…。






…







…もしかして寒くなりました？それは冬だからです( ˙-˙ )

73 落ちた先は……→←71 降り注ぐ金平糖はまるで

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す