40 スペシャルなゲスト!! ページ40
A side
私が体当たりしてしまった人は若い男の人で、背中をさすっていた。
A「ごっ、ごごごめんなさい!!」
全身全霊のお辞儀を何度もする。
…しかし、男性は何も言わない。
……そんなに起こってるのかなあ!?
A「…あの……?」
男性「それお前の?」
A「へ?」
男性は私を無視して、私の隣に落ちている本を指差した。
それは私が借りた昔話。
ぶつかった拍子に落ちてしまったようだ。
A「…え…あ、いや…借りたんです…!」
男性「…ふーん…。」
そういうと、男性はピンクと黒の上着のポケットから小さな紙切れを取り出した。
男性「ん。」
A「…え?」
男性「これやるよ。」
A「…ええ!?そんな…いきなり…なんですか!?」
男性「なんかその昔話に関係してるらしいんだけど……俺そういうの興味ねえし。」
…いや…そういう問題じゃ…
男性「いいから!!ほら!!」
そういうと、男性は無理矢理私の手に紙切れを乗せた。
恐る恐る、中身を見る。
…
A「……これって…!」
…私が今、探していたもの…!!
A「…あのっ…!!すみません!これ、ありがと………………あれ?」
お礼を言おうとしたとき、もう男性はいなかった。
…フレンドリーでいい人だったな。
A「ありがとうございました!!」
聞こえているかは分からないけれど、精一杯のお礼を言って、私はその場を後にした。
☆★☆★☆★☆★☆
男性 side
あの紙切れ、役に立ったみてえだな。
A「ありがとうございました!!」
うわっ、声聞こえてきたー…!
あいつ声でかいなー…!
??「キーヨー!!」
自分を呼ぶ声に振り返ると、そこには二人の友達がいた。
キヨ「フジ、ラーヒー。」
フジ「何やってんだよ、ほら行くぞ!!」
ヒラ「キヨ早く〜!!」
ニィッと笑って俺は走り出す。
キヨ「おう!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スペシャルゲストでヒジキの三人に出てもらいました!!!
…あと最近更新遅くてごめんなさい!!
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かきみそご飯(プロフ) - かがりさん» ありがとうございます!!(*^▽^*)楽しみにしてくれているなんて嬉しいです!!頑張りますっ! (2017年11月9日 21時) (レス) id: 912e00be06 (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - でぃあぼろさん» ありがとうございますっ!!アンケート…………あ…………しまった…でぃあぼろさん入れとかなくちゃ……←笑 (2017年11月9日 21時) (レス) id: 912e00be06 (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - 雨傘響音さん» ありがとうございます!!(*^ω^*)続編も頑張りまーす!!! (2017年11月9日 21時) (レス) id: 912e00be06 (このIDを非表示/違反報告)
かがり - 続編おめでとうございます。毎日楽しみに待ってます!更新頑張ってください。 (2017年11月9日 19時) (レス) id: b12ee6f920 (このIDを非表示/違反報告)
でぃあぼろ - おお!続編も見ます!あ、アンケ投票しましたー!そのときの一言! 「あれ?俺の名前が入ってないぞ?」(((笑) (2017年11月9日 18時) (レス) id: d70a2ffcc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かきみそご飯 | 作成日時:2017年10月14日 12時