そよ風と名探偵 〜再会〜

第24話　人形 ページ29

コナン達が横断歩道をわたっていると後ろに一台の自動車が止まり、中から小五郎と雪が出てきた

小五郎はコナンの胸ぐらを掴むと怒鳴った

小五郎「勝手にチョロチョロ動き回るな！捜したんだぞ！」

コナン「苦しいって」

雪「俺を置いていくなんてひどいです」

A「あ、ごめん」

服部「なぁ、姫ちゃん、この姉ちゃん誰？」

A「この子は天宮雪。私の後輩で今は私の助手みたいな感じかな？」

服部「ほぅ、よろしゅうな、姉ちゃん」

雪「あぁ、こちらこそ」

小五郎「ちょっと待て！何で大阪の色黒坊主がここにいるんだよ？」

服部「あんたと同じ理由や」

小五郎「！！ 依頼人からの携帯を返せ！(小声)」

目暮「毛利君、そろそろ本当のことを話してくれんか？」

小五郎「本当のことと言われましても･･･」

横溝「探偵が動くには限界がある。さっさと俺達に任せた方がいいんじゃねぇのか？」

ﾋﾟﾘﾘﾘﾘﾘ ﾋﾟｯ

小五郎「毛利だ(小声)」

男『今度は毛利探偵ですか･･･今、馬車道ですね。ダメだな、警察と仲良くしてちゃ･･･』

小五郎「！？ 貴様、監視してるのか？」

A「あれじゃない？」

Aが指さした方には監視カメラが付いていた

男『約束を破る気ですか？毛利さん』

小五郎「そんなことはない！これは不可抗力だ！」

目暮「毛利君、いったい誰と話してるんだ？」

すると、近くに置いてあった人形の目がカッと開いた

人形「バ〜カ、バ〜カ！無能な警察は消えろ！」

全「「「！？」」」

横溝「何だと？」

人形「バ〜カ、バ〜カ！無能な警察は消えろ！」

横溝「クソッ！何だあの人形は！」

平次「おい、ヤバいんとちゃうか？」

雪「危ない！その人形から離れろ!!爆発するぞ!!」

横溝「何っ！？」

人形「爆発10秒前!!9!!8!!」

すると、１人の子供がまだ人形の近くにいた

人形「7!!6!!5!!」

横溝はそれに気づき、走った

人形「4!!3!!2!!1!!」

ドォン！

人形は爆発し、横溝は子供を抱えたまま爆風に吹き飛ばされた

男の子「うわぁ〜ん！ママ〜！」

子供は無事だったもの、横溝は動けなくなってしまった

目暮「横溝君！」

白鳥「救急車を頼む！大至急だ！」

小五郎「貴様ぁ!!」

男『今度はあの子達がこうなりますよ？』

小五郎「クッ！」

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