そよ風と名探偵 〜再会〜

第22話　態度に出る ページ27

in馬車道

服部「そうか、あの姉ちゃんも人質に取られてるんか」

コナン「あぁ。蘭だけでなく、子供達４人もな」

A「それと、天馬と京ちゃんと狩屋、私の連れ４人もね(あっ･･･雪、神奈川県警において来ちゃった！)」

コナン「それに、どうやら依頼人は俺のことを工藤新一だと思ってるみてぇだし」

服部「お前の正体を知ってるっちゅう事か？」

コナン「さぁ？それはわからねぇけど･･･」

服部「まさか、お前の体が薬で小さくなったってばれたんちゃうやろな？黒ずくめの男に」

A「天馬には疑われてたけどね」

コナン「おい、A！」

服部「おい、どうゆうことや？それ」

コナン「はぁ、仕方ない。実はな〜〜〜(説明中)〜〜〜」

服部「なるほど。あの兄ちゃんはお前の正体に気づいてるかもしれんってことか」

コナン「かもじゃねぇ。多分、気づいてるよ」

A「やっぱり天馬が嘘ついてるって分かってたのね」

コナン「あぁ。あいつは考えとか感情がすぐに顔や態度に出るからな。嘘つきゃすぐ分かる。あん時も態度に出てたし…」

A「まぁ、天馬も何か事情があると勘づいてるみたいで、あれ以来追求してこないけど…これ以上ボロは出さないようにね。あと、メガネも外れないように注意してよ。天馬は貴方の幼少期の顔知ってるからメガネ外れちゃったら流石に誤魔化せないよ」

コナン「あぁ、なるべく気をつける」

服部「…にしてもあの兄ちゃん頭さえてんなぁ。工藤のサッカープレイやの話し方の違いだけで正体見抜いてまうとは対したもんやで」

コナン「俺やAがあいつに色んな事吹き込んじまったせいで推理力は毛利のおっちゃんやそこらの私立探偵より冴えてんだ。よくよく考えたら俺の正体を察するのは訳ねえわな」

A「とにかく、今は依頼人のヒントを元に事件を解くことに集中しましょ」

服部「あぁ、そうやな」

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