普通が恋したお嬢様 (ページ7)

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深side

『....私勘違いをしておりました、てっきり女の子は皆お嬢様だと、、』

向「マジか」

目「A先輩、七の段全部言えますか？」

『はい？もちろん。』

目「マジか」

Prrrr........

『あ、ちょっと失礼致します。もしもし......』

木ノ瀬さんが少し離れたところで電話をし始めたらまぁ始まるよね、話し合い。

向「あの感じやと自動ドアは嘘じゃなかったんやな」

目「でも勉強は出来ると思う」

向「いや七の段で判断すな！笑」

深「まぁお嬢様だから勉強はそれなりに出来るだろうよ笑」

『すみません、お待たせ致しました』

向「なあずっと敬語なんやめません？」

『ダメでしたか？』

向「いや、A先輩の方が上やのに何か申し訳ないっていうか」

『それは大変失礼致しました。人様と話す時には敬語を忘れるなと教わったものですから...』

目「おぉーお嬢様っぽい」

渡「お前ら何やってんの？」

目「しょっぴーじゃん！何やってんの？」

渡「いやもうすぐ昼休み終わるけど」

向「それ先言ってや！」

＼ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ／

うちの学校は時間には厳しくて、チャイムが鳴り終わる前に教室に入ってなかったら
それはもうめちゃくちゃ怒られる。

深「やばっ！」

だから全力で走るんだけど

『？？？』

やばい木ノ瀬さんわかってないんだった！！

((ｶﾞｼｯ

『きゃっ！』

渡「何やってんだよお前も走れ！！！」

何だ、翔太ちゃんと優しいじゃん。笑