普通が恋したお嬢様 (ページ24)

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友亜の所に行くって言ったけど、なんか気分が乗らなくて結局ブラブラ廊下を歩いてるだけ、

朝なんてそこまで時間ある訳でもないのに、

渡「何やってんだよ俺、」

「しょーーーーーたっ！！」

((ﾄﾞﾝｯ

渡「うわっ！！

、、、、佐久間なに！？」

佐「へへっ笑おっはー！」

阿「翔太おはよー！笑」

渡「あべちゃんおはよ」

佐「えぇー！俺は？？」

違うクラスの佐久間と、一個下の阿部。

この2人もふっか達と同じで一緒にいてしんどくない友達。

佐「っていうか翔太の教室あっちじゃん何でこっちいんの？」

渡「いや、なんか散歩しようかなみたいな、」

阿「校内散歩って何それ笑」

流石に言い訳がキツすぎる、、三年にもなって散歩ってなんだよ、、。

佐「あ！翔太昨日楽しかったー？お嬢様とおデートしてたっしょ！？」

渡「はぁ！！！？」

何で知ってんだよ！よりによって佐久間が！

しかも、

渡「別にデートじゃないから！」

阿「そうだよ佐久間、翔太彼女いるじゃん」

佐「えー、でも見た感じお似合いだったけどなぁー」

渡「うるさい！もう俺戻るから！」

はぁ....。

今日は本当にツイてない。

阿「((あんまりいじめちゃダメだよ。笑」
佐「((だって翔太って友亜ちゃんの事別に大好きって訳じゃないじゃん！笑」
阿「((そうかもしれないけど。。。笑」

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＼ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ／

渡「((.....セーフ！」

そう小声で呟きながら教室に入って席に着く。

またいつも通りつまらない一日が始まるのかと思うと気が重い。

((ﾂﾝﾂﾝ

.......そうだった。

俺の後ろの席にはお嬢様、木ノ瀬Aがいるんだった。

さっきの微妙な空気を気まずく感じながら、仕方なく振り返ると、