普通が恋したお嬢様 (ページ17)

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Aside

なべりんに急遽連れてきていただいたカラオケ

新鮮すぎてとっても心が躍っております！

なべりんが歌ってくださるそうで、残念ながら私はあまり普通の流行っている歌を知らないので
とてもありがたいですね！

あ、曲が始まりました！

渡「輝いたのは鏡でも太陽でもなくて君だと気付いた時から～♪」

『！！』

.....う、上手い！とってもお上手です！

なんと言うか声が素敵なんですかね、とても聴いてて心地の良い歌声です

今までプロの方の歌声をたくさん聴いて来ましたが、私はなべりんの方が魅力的に感じます、素晴らしいです！

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
渡side

何やってんだよ俺、1曲目からゴリゴリのラブソング入れてどうすんだよ！

まぁ向こうは歌詞は気にしてないんだろうけどさ....

それにしても見られてる。めっちゃ見られてる。

キラキラしてる。目がもうめっちゃキラキラしてる。

これは褒めてくれるって事？そういう事？

渡「信じることが全て Love so sweet～♪」

((ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

『なべりん凄いです！とってもお上手です！感動致しました！かっこいいです！』

渡「...ありがと。」

『照れないで下さい！なべりんの歌はとっても素晴らしいです！自信を持って下さい！』

渡「そんな褒められたら、その、歌いづらいから...！」

『ですが本当に....』

渡「うわぁーー！もういいから！」

『....そうですか？』

この褒め地獄半端ない。

こんな状況で照れないやつの方がおかしいって

それからも歌う度に

『なべりんの歌声とっても大好きです！』とか

『毎日聴いていたくなりますね！』とか

今までの誰よりも褒めちぎってくれて

もうなんか、爆発しそう。俺今生きてる？

そんなこんなであっという間に時間が過ぎて、

渡「そろそろ帰ろっか」

『はい、では迎えを』

渡「あのさ、」

『....どうかしましたか？』

渡「そのー、、送ってもいい？」

『？....何をでしょう？』

渡「木ノ瀬さんを」

『私ですか！？どちらに...』

渡「木ノ瀬さんの家に」

『・・・・』

渡「、だから！一緒に帰らない？って聞いてるんだけど！」

『....！なるほど！もちろん構いませんよ！』