怪盗物語　〜７vsBEST〜　”２”

ストーリー★８５ ページ38

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小さな人魚に案内されて連れてこられたのは、大きな扉の前。


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「女王様ー、開けるよー」


「「開けるよー」」


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ガチャ


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扉の奥には、広い部屋が存在していて


なかでも、その中心にいる人物は光り輝いていた。


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あ「きれい・・・。」


王「イウ、ルウ、カウ。


ありがとう(＾＾)」


「どーいたしまして」


「「まして」」


王「じゃあ、部屋から出ていってもらえる？」


「はーい」


「「はーい」」


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バタン


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あ「で、なんの用でしょう？」


王「あなた達、いったい何者なの？」


裕「なに者って言われても・・・、怪盗です」


王「怪・・・盗・・・。」


あ・裕「？」


王「やっぱり・・・、あなた達も裏切るのね。」


あ「裏切る・・・？」


王「４年前、あなた達と同じような回答が来たわ。」


あ「へぇ」


王「とっても優しかった・・・。面白かった・・・。


心から信じていたのに・・・。」


裕「裏切られた、と」


王「ある日、突然消えたわ。


この国の宝物と一緒に・・・。」


あ「もしかして・・・、それって真珠ですか？」


王「えぇ・・・。だから！


だから、私はもう誰も信じないの。


信じられないの・・・。」


あ・裕「・・・。」

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ラッキーJUMP

岡本圭人

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