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ジェシーside
俺はぼんやりと初顔合わせ後の事を思い返していた。
あの後彼とは学校で何回か顔を合わせたが、お互いになんか気まずくて話し掛けたりはしなかった。
でもある日俺のクラスにこーちがやって来た。
クラスがちょっとざわつく。
サッカー部に所属する友達が俺を呼びに来る。
友人「なんかこーち先輩が呼んでるぞ」
友達は怪訝な顔を覗かせている。そりゃそーだ。全くもって学校では関わり合いがないんだから。
俺が立ち上がると、彼がちょいちょいと俺を手招きする。
そんな2人のやり取りを見てクラスはなぜか更にざわついた。
2人で連れ立って屋上に上がる。
彼の後ろを歩きながら彼の後頭部と細い背中を見てふと「可愛いなぁ」
と感じてしまった。
(はっ！何言ってんだ俺！ヤベーヤベー。)
優「ぶつぶつ言ってどうしたの？」
ジェ「へっ？あっ！な、何でもない///」ヤベー。心の声が漏れてた。
優「あのさ、この前はあんまり話し出来なかったから。なんか俺不機嫌な感じだっただろ。
ごめんね。」
ジェ「え！いや、そのー。俺もそんな感じだったから。こちらこそごめんなさい。」
優「なんか母さんから突然結婚するって当日聞かされてさ。付き合ってる人がいるのはなんとなくわかってたんだけど。あまりにも突然過ぎてさ。ずっと一緒にいるのに相談もしてくれなかったからすごい複雑な気持ちで・・・。だからそんな気持ち引きずりながらお前の家に行っちゃったからさ。
ホントごめん！！！」
ジェ「うちも一緒！！！うちの父さんサプライズが好きだから。いつもこんな感じなんです。でも相手が先輩のお母さんで良かったです。第一印象でこの人ならいい！て思いました。とても話しやすいし。」AHA HAて笑うと彼も笑った。その笑顔にまた動悸がする。
優「俺もそう思った！2人共ラブラブ感凄くて幸せそうだしね」
2人で顔を見合わせて大笑いする。
彼ってこんなに話しやすいんだ。すごく穏やかな気持ちになる。もっと話したい！！！
優「それでさ、今度は俺たち2人でお祝いのサプライズしない？」
ジェ「いーですね！！！面白そう！」
優「だろ！あとさ、さっきから気になってたんだけど、俺たち兄弟にるんだからさ、敬語やめてくんない？俺はジェシーて呼ぶから。ジェシーはー。突然お兄さんもなんかなぁー。」
ジェ「じゃあ、こーちって呼んでいい？」
優「へ？なんか変だな。ま、いいけど」
また大爆笑して、後でまた連絡するって事で屋上から降りた。
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櫂(プロフ) - ヨッシーさん» ヨッシーさん！コメントありがとうございます！作品読んで頂いてありがとうございます！とっても嬉しいです(^^)さて、ここでは詳しくは言えませんがヨッシーさんが18歳以上であれば、「設定」の1番下の方の設定を変えて頂ければ「手紙2」もよんで頂けると思いますよ。 (2020年9月17日 7時) (
レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - 櫂様へ はじめまして、こんばんは！いつも素敵な作品を読ませていただいておりますm(__)m『手紙2 〜君への想い〜』はR指定なのですよね？どうしたら読む事が出来るのか教えていただけたら嬉しいです！是非宜しくお願い致しますm(__)m (2020年9月16日 23時) (レス) id: c200c5a351 (このIDを非表示/違反報告)
櫂(プロフ) - ventさん» ventさん、暖かいコメントありがとうございます！私の拙い作品を読んで頂いて本当に嬉しいです！手紙は1番初めに書いた作品で読み返すと至らない点もあるのですが今回どうしても続きを書きたくなってしまいました。楽しんで頂けたら幸いです。今後も更新頑張りますね！ (2020年8月5日 1時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
vent(プロフ) - その後を読むことができて嬉しいです。緋色の月、ひまわりも読ませていただいており日々癒されております！櫂さんの書かれる少し切なくもある暖かい文章が大好きです。更新楽しみにしております！蒸し暑く過ごしにくい時期ですがご自愛くださいませ。 (2020年8月4日 23時) (レス) id: 2876756369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫂
| 作成日時：2020年6月19日 2時
